
HUAWEI Japanが、スマートウォッチ(スマートバンド)の新モデル「HUAWEI Band 10」を4月10日に発売します。価格は6800円、アルミケースモデルは8580円。
外観や機能自体は従来のBand 9とほとんど変わっておらず、アルミモデルが追加されたのが大きなトピックではありますが、睡眠分析など若干の機能アップも図られています。
主な仕様をBand 9と比較すると下記の通り。
HUAWEI Band 9 | HUAWEI Band 10 | |
---|---|---|
サイズ | 43.45 × 24.54 × 8.99 mm | 43.45 × 24.86 × 8.99 mm |
重さ(バンド含まず) | 約14g | 約14g アルミモデル:約15g |
ディスプレイ | 1.47インチAMOLED 194 × 368ピクセル、PPI 282 | 1.47インチAMOLED 194 × 368ピクセル、PPI 282 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
バッテリー持続時間 | 通常使用:約14日間 ヘビーユース:約9日間 | 通常使用:約14日間 ヘビーユース:約8日間 |
カラー | ホワイト、、ブラック、ピンク、シルバー、グレー | マットブラック、ホワイト、グリーン、ブルー、パープル(アルミニウム合金ケース) ブラック、ピンク(耐久性ポリマーケース) |
ベルト | ホワイト フルオロエラストマーストラップ ブラック フルオロエラストマーストラップ ピンク フルオロエラストマーストラップ イエロー フルオロエラストマーストラップ ブルー ナイロンストラップ | ブラックフルオロエラストマーベルト ホワイトフルオロエラストマーベルト グリーンフルオロエラストマーベルト ブルーフルオロエラストマーベルト パープルフルオロエラストマーベルト ピンクフルオロエラストマーベルト |
センサー | 9-axis IMU sensor (加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー) 光学式心拍センサー 環境光センサー | 9-axis IMU sensor (加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー) 光学式心拍センサー 環境光センサー |
Band 10は、幅が若干広くなっていますが、他はBand 9から目立った変更はありません。
側面には物理ボタンを搭載。アプリ一覧の表示や、ホーム画面の表示に使います。

背面はセンサー。充電は専用の充電ケーブルを使用します。なお、バンドは背面のボタンで簡単に着脱可能です。

ディスプレイは発色もよく、屋外での視認性も高め。デフォルトでは腕を上げるとスリープが解除される設定になっていますが、常時表示(AOD)にすることも可能。その場合、電池持ちは約3日間となります。

11種類のプロワークアウトに加えて、89種類のカスタムワークアウトに対応。ウォーキングとランニングは自動識別にも対応しています(デフォルトではオフ)。なお、GPSは非搭載なので、ルートの記録にはスマートフォンの所持が必要です。
計測データはHUAWEIヘルスアプリで確認可能。AndroidとiOSに対応しています。

新機能の睡眠分析は、「睡眠時の心拍変動(HRV)」指標を表示するというもの。様々な睡眠指標を過去の個人基準範囲と比較することも可能です。ただ、表示するには7日間以上の計測データが必要なため、今回は未確認。
もう一つの「情緒モニタリング」は「快適」「普通」「不快」の3段階の状態を推測し記録できるというもの。従来のストレスに近いものがあります。

正直なところ、1万円以下のスマートバンドはどれを選んでも機能的には大差なく、気に入ったデザインやメーカーなどで選んでも問題はないでしょう。
HUAWEI Band 10も、そうしたスマートバンドの選択肢の1つとして、申し分ないものだと思います。