
モダニティが、ロサンゼルス発のテックブランド「BUTTONS(バトンズ)」製品の日本展開を発表しました。第1弾として、AI技術を搭載したオープンイヤーイヤホン「BUTTONS CLIP(バトンズ クリップ)」を2025年7月25日(金)に発売します。
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BUTTONS、日本では知られているとはいいがたいですが、2015年に世界的なミュージシャン、will.i.am(ウィル・アイ・アム)と中国AIot分野のパイオニアであるTERMINUS GroupのCEO Victor AIよって共同設立されたブランドです。

BUTTONSはこれまで、有線・ワイヤレス含めて複数のモデルを展開していますが、オープンイヤー型は今回が初めて。
BUTTONS CLIPの名前からわかる通り、イヤーカフ型のオープンイヤー。12mmチタン複合ドライバーを搭載し、オープンイヤーにしては強めの低音が出ています。

重さは6.7g。Cブリッジには形状記憶ワイヤーのNITINOL(ニチノール)を使用。表面は低刺激シリコンで覆われており、一日中装着しても快適だとしています。

なお、対応コーデックはSBCとAACのみ。音質はそれなりにいいですが、あくまでもオープンイヤーなので、音楽に没入するような聴き方には向きません。
そして、BUTTONS CLIP最大の特徴は、独自のAIエージェント「HALI」を搭載していること。

BUTTONSとしては、このHALIに力を入れていくとのこと。現状ではよくある生成AIエージェントと同じような機能しかありませんが、今後、様々なサービス、他のAIエージェントと連携し、それらのサービスの上位エージェントとして振舞えるようになるとしています。

カラーはゴールドブラウンとシルバーブラックの2色。

ケースには航空宇宙グレードのチタンとフルグレインレザーを使用しており、とても高級感があります。これだけ見るとイヤホンのケースには見えません。

バッテリー持ちは単体で連続再生最大5時間、ケース併用で最大20時間。IP54の防汗設計で運動中にも利用できます。
HALIがどう進化するか次第な気はしますが、デザインだけを取ってもかなり高ポイントです。見た目は、10万円と言われても違和感がありません。人とは違ったデザインのイヤホンを持ちたいという人にもお勧めです。