フェーズフリー認証を取得した初めてのキャンピングカー「EXPEDITION STRIKER」

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日本特殊ボディーのキャンピングカー「EXPEDITION STRIKER」が、キャンピングカーとして初めて「フェーズフリー認証」を取得したとのことで、その発表会が開催されました。

フェーズフリー認証とは

そもそもフェーズフリー認証とは何なのかという話ですが、一般社団法人フェーズフリー協会によると下記のような内容。

『Phase Free(フェーズフリー)とは、日常時(平常時)と 非常時(災害時)のフェーズ(社会の状態)からフリーにして、生活の質(QOL/クオリティ・オブ・ライフ)を向上させようとする、防災に関わる新しい概念です。』

要するに、防災のために備えるのではなく、普段使いしているものを防災時にも活用しよう、非常時にも便利な製品をデザインしようという考え方です。

特設サイトから

書籍としては、以下のようなものが出ています(未読)。

非常時にしか使わない防災用品を用意するのは、必要なこととはわかっていてもなかなかハードルが高いので、普段使いしているものを非常時にも使ったり、非常時以外にも活用できる製品だったりすると備えやすいというのは何となくわかります。

キャンピングカーとしては初認証

だったら、キャンピングカーは大体はフェーズフリーなのでは?と思うところですが、意外なことに「EXPEDITION STRIKER」が初認証とのこと。申請されているものは多いそうですが、フェーズフリー協会として基準を満たせるものはなかったようです。

EXPEDITION STRIKERが認証を取得できた理由としては、いすゞのキャンピングカー専用シャシ「Travio」をベースに開発したということが大きいようです。

EXPEDITION STRIKERは、全長5m未満・全幅1.8mとキャンピングカーとしてはコンパクトですが、乗用車と比べるとかなり大型。しかしながら、最小回転半径は軽自動車並みの4.4mで、運転しやすいのが特徴とのこと。

また、キャブと居住空間が分離した構造になっており、悪路でもすべてのタイヤが接地でき、安定性が高いのが特徴。災害時に道路が荒れたような状況でも高い走破性を誇るとしています。

このほか、大容量のソーラーパネルを搭載し、家庭用エアコンや電子レンジも使える発電力を確保しています。

▲家庭用エアコンが動きます
▲キャブと居住空間は分離していますが、行き来は可能
▲キッチンもあります
▲居住空間は結構広め
▲オプションでECOFLOWのポータブル電源を搭載できます

詳しくは、以下の特設サイトを確認してください。ちなみに、価格は990万円ほどです……

どこでも温められるWILLCOOK

発表会では、フェーズフリー認定商品がいくつか紹介されていたのですが、中でも気になったのは、WILLCOOKシリーズ。

Makuakeでもクラウドファンディングが実施されていた製品ですが、バッテリーを内蔵しており、カバンの中を温められるというもので、製品にもよりますが、10分で100度にまでなるとのこと。どこでもレトルト食品を温められるほか、赤ちゃんのミルクなども作れそうです。

▲WILLCOOK HO-ON
▲指を入れている網状の布が発熱。カスタマイズで肉などを焼く調理用の製品も制作できるそうです

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