
Nothing Japanは8月20日、フラッグシップスマートフォン「Nothing Phone (3)」と同社初となるオーバーイヤー型ヘッドホン「Headphone (1)」を国内発表しました。どちらも発売は8月28日。
Nothing Phone (3)
Nothing Phone (3)は、SoCとしてSnapdragon 8s Gen 4を搭載するハイエンドスマートフォン。画面は6.67インチのAMOLEDで解像度は1260×2800ピクセル。30〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応しています。

Nothing Phoneといえば、背面のシースルーデザインとGlyphインターフェースが特徴ですが、Phone (3)では従来のGlyphインターフェースを廃止。新たにGlyphマトリックスが追加されました。

背面右上に追加された489個のマイクロLEDで、着信や各種通知を表示するだけでなく、ストップウォッチやバッテリー残量の表示などのツール、ちょっとしたゲームまで幅広く利用可能。すでにSDKが公開されており、ツールやゲームの開発も可能です。

背面カメラはメイン、光学3倍望遠、超広角の3眼構成。フロントカメラ含めた全てのカメラが50MPとなっています。
また、4つのカメラ全てで4K/60fpsの動画撮影が可能。Nothingのスマホとして初めてUltra XDRビデオに対応しています。
このほか、国内仕様ではFeliCaを搭載。eSIMにも対応しています。公式サイトでの価格は以下の通り。
- 12GB + 256GB : 12万4800円 (税込)
- 16GB + 512GB : 13万9800円 (税込)
今回、Amazonなどでの販売は行われず、公式サイト以外では楽天モバイルの専売となります。楽天モバイルでは、全ての店舗で販売を行うとのことなので、実機が気になる人は楽天モバイルのショップに行けば触れるはずです。

Headphone (1)
Headphone (1)は、Nothing初となるオーバーイヤー型ヘッドホン。オーディオブランドKEFと共同設計を行ったとのことです。

NothingらしいシースルーデザインのHeadphone (1)は、ヘッドホンでは珍しい四角い形状が特徴的。筐体はアルミフレームが採用されています。
操作に関しては、誤動作の原因となるタッチコントロールを排除。音量調整や再生/停止などの操作はローラーボタンを使用。曲送り/戻しはパドルスイッチで行います。

40mmカスタムドライバは空間オーディオやANCに対応。ハイレゾコーデックとしてLDACに対応します。また、無線接続だけでなく、USB-C、3.5mmジャックにも対応しています。
価格は3万9800円。