Xiaomi、日本で店舗拡大加速 年内に関東で3店舗オープン、2026年に大阪・名古屋進出へ

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▲小米技術日本株式会社 鄭彦副社長

Xiaomi Japanは9月26日、2025年下期の新製品発表会を開催し、その中で、Xiaomiのこれまでの取り組みや今後の展開などについても説明を行いました。

創業15年を迎えたXiaomiの現在地

Xiaomiは2009年の創業から今年で15年。短期間で世界的な存在感を高め、2025年第2四半期には過去最高の成長を記録したとのこと。5四半期連続で前年同期比30%超の成長を達成しており、その背景にはAIやOS、チップセットといった基盤技術への巨額投資があるとしています。これらの基盤技術に対し、過去5年間で110億ユーロ(約2兆円)を投資し、今後5年間でさらに240億ユーロ(約4兆円)の投資を行うとのことです。

なお、Xiaomiの近年の実績としては、スマートフォン市場で世界3位を5年間維持。ウェアラブル市場では世界1位、タブレットでも世界5位とトップクラスのシェアを確保しているとのこと。

Xiaomiエコシステムに接続されるデバイスは、まもなく10億台規模に達し、同社の存在感を一段と押し上げています。

エコシステム戦略の「最後のピース」EV事業

また、Xiaomiは、「Human×Car×Home」を掲げ、スマホ・家電・モビリティをシームレスにつなぐ戦略を推進しています。

その中で電気自動車(EV)は「最後のピース」と位置づけられ、車と家をつなげる未来像を示しました。自宅の駐車場に駐車すると、家の照明やエアコンが自動で起動するといったライフスタイル全体を統合する構想をアピールしました。

▲日本での発売はまだありませんが、XiaomiのEV「SU7 Ultra」も展示されていました

日本市場での取り組みと成果

日本市場に関しては、2025年上期は多くの新しい挑戦を行ったとのこと。例えば以下のような内容です。

  • POCOブランドのシリーズ展開で、フラグシップからエントリーまでをカバー
  • Xiaomi 15シリーズのグローバルとほぼ同時発売を実現
  • ライカカメラジャパンと協業した「Xiaomi Master Class」で顧客体験を拡張
  • 80を超えるSKUを発売し、Wi-Fiルーターなど新カテゴリにも参入

また、日本でのリアル店舗への本格参入が進められ、日本初のXiaomiストア開店は「今年の大きなマイルストーン」となったとしています。

なお、現在2店舗のXiaomiストアは、11月にイオンレイクタウンkaze店、イオンモール幕張新都心店もオープン予定。さらに、12月には東京23区内の商業施設内にオープンするとのことです。

2026年には大阪、名古屋エリアにも拡大することが決定しており、「加速的に店舗拡大を図る」方針だとしています。

このほか、カスタマーサービス強化として、「Xiaomi Care(シャオミ・ケア)」「にこスマ買取 for Xiaomi」も発表されました。

「Xiaomi Care」は、Xiaomiスマートフォンを対象にした有償保障サービス。1年一括プランと2年一括プランがあります。

「にこスマ買取 for Xiaomi」は、個人向け中古スマートフォンの買取専用ECサイト「にこスマ買取」のXiaomi向けサービス。不要になったスマートフォンを下取りに出すことで、より経済的にスマートフォンの買い替えが可能になるとしています。

Xiaomi EXPO 2025開催中

9月26日(金)15時から9月28日(日)18時まで、ベルサール秋葉原にて新製品発表イベント「Xiaomi EXPO 2025 ~いつもが変わる。世界が変わる。~」が開催中。入場は無料。

本EXPOでは、26日に発表された新製品を実際に体験することもでき、ほとんどの製品は、その場で購入することもできます。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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