Ryzen AI Max+ 395搭載の「GPD WIN 5 国内正規版」、12月17日に発売

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天空が、「GPD WIN 5 国内正規版」を12月17日に発売するとして、予約の受付を開始しました。価格は以下の通り。

  • AMD Ryzen AI Max 385/ 32GB/ 1TB:26万8000円
  • AMD Ryzen AI Max+ 395/ 32GB/ 2TB:30万8000円
  • AMD Ryzen AI Max+ 395/ 64GB/ 4TB:36万8000円

なお、先行予約特典として、それぞれ5000円オフで購入可能となっています。

GPD WIN 5は、現在Indiegogoでクラウドファンディング(という名の先行予約販売)を実施している製品。

Indiegogo分は11月に出荷予定となっていますが、クラウドファンディングと中国国内での予約が好調で、すでに初期ロット分は完売状態とのこと。このため、日本向けには1か月遅れになってしまうとのことです。

GPD WIN 5は、プロセッサにAMD Ryzen AI Max+ 395/AMD Ryzen Al Max 385を搭載したハンドヘルドPC。ディスプレイは7インチとGPD WIN 4よりも大きくなりました。

スペック的には、ハイエンドなゲーミングPC、あるいはセットトップボックスに匹敵しており、実際、AMD Ryzen AI Max+ 395のGPU性能は、RTX 4060 Laptop相当とのことです。

そんなGPD WIN 5の大きな特徴は、バッテリーが着脱式になっていること。ゲーミングハンドヘルドを購入しても、自宅でケーブルを接続して使っているという人が多いということで、バッテリーを外してしまえば、バッテリーの劣化を気にすることなく長時間のゲームプレイが可能になります。

▲バッテリーを外したところ。大きなファンも搭載されており、本体の発熱はほぼ気になりません(ファンの音は大きめ)
▲バッテリーを装着

バッテリーは背面に背負わせる以外に、付属のケーブルを利用して外出しも可能。バッテリーはカバンの中に入れたまま、本体を持ってプレイするということもできます。

また、別売りとはなりますが、専用のドックも用意されます(1万5000円)。ドックにはハブ機能があるほか、バッテリーの充電も可能。バッテリーは1万5000円で複数個購入できるので、出先でもバッテリーを交換しつつ長時間プレイということもできます。

ただし、GPD WIN 5はUSBによる給電には非対応。バッテリーを接続しない場合には、付属の180Wアダプターで給電する必要があります。これは、ドックを利用する場合も同じです(ドックから本体への給電は行われません)。

▲ドックではバッテリーの充電は可能ですが、本体への給電は行われません

このほか、面白い仕様としては、Mini SSDに対応。いまのところ、ONEXPLAYER X1 AirとGPD WIN 5が対応していますが、おそらく、今後の両メーカーの製品では標準対応となるのでしょう。

▲Btwinが開発したMini SSD。PCIe Gen4 ×1接続で、1600MB/sのシーケンシャル読み書きを実現
▲スロットはちょっと大きめのmicroSDカードといったところ。なお、別途microSDカードスロットも備えています。

32GBモデルで30万円という価格は、ハンドヘルドPCとしては非常に高価ですが、デスクトップ代わりにもなるスペックと考えれば、それほど高くはないのかもという気もします。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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