Nothing Headphone (a) 発表——税込2万7800円で135時間再生、Nothingらしいデザインはそのままに

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Nothingは3月5日、新しいオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン「Headphone (a)」を発表しました。発売は3月13日を予定しており(イエローのみ4月)、価格は税込2万7800円です。

昨年8月に登場したフラッグシップモデル「Headphone (1)」が3万9800円だったのに対し、Headphone (a) は約1万2000円安い価格設定になっています。スマートフォンラインでいえば「Phoneナンバーシリーズ」に対する「Phone (a)シリーズ」と同じ位置づけで、より手の届きやすい価格帯を狙ったモデルとなっています。

Nothingらしいシースルーデザインを踏襲

外観のデザインコンセプトはHeadphone (1)と共通しています。シースルー素材を使って内部を見せるアプローチはそのままで、ただし、内部パーツをそのまま露出するのではなく、バッテリーや基板などをモチーフとした意匠をシースルー越しに見えるかたちで表現しています。

筐体素材はHeadphone (1)のアルミからプラスチックに変更されています。コスト面での合理的な判断と見られますが、デザインの方向性に変わりはありません。

▲Hedphone(1)(右)とHedphone(a)(左)。シースルーデザインは踏襲していますが、透けている部分が異なります

カラーはホワイト、ブラック、ピンク、イエローの4色展開。ピンクとイエローは暖色系を意識した柔らかい色合いで、イエローはEar(a)で採用されたオレンジがかった色味とは異なり、肌に馴染みやすいトーンに調整されているとのことです。

▲イエローのみ4月発売予定。写真で見るより優しい色合いです
▲イヤーパッド内側も表と同色。ブラックは黒、ホワイトはグレーになっています

物理操作系はHeadphone (1)と同仕様。新たにカメラシャッター機能を追加

操作系は右側に集約されており、ローラーとパドルの2種類の物理コントローラーを搭載します。この構成はHeadphone (1)から変わっていません。

  • ローラー:回転でボリューム調整、押し込みで再生/一時停止、長押しでANCオン/オフ
  • パドル:前に倒すと次のトラック、手前に引くと前のトラック。長押しで早送り/巻き戻し、通話の応答/拒否にも対応

新機能として、3つ目のボタンにカメラシャッター機能が追加されました。Nothing OSだけでなく、AndroidおよびiOSでも動作します。自撮り時にリモートシャッターとして使えるほか、ChatGPTの起動ボタンやEssential Spaceの呼び出しなど、マルチファンクションボタンとして設定を変更することも可能です。

ドライバーはチタンコーティング40mm。「初聴きで心地よい」方向性

ドライバーユニットは40mm径で、コーティングにはチタンを採用しています。Headphone (1) がニッケルコーティングを採用し、KEFとの共同チューニングで聴き込むほど音の良さがわかる方向性を目指したのに対し、Headphone (a) は「最初に聴いたときに心地よいと感じやすい」素直な音作りを目指したとのことです。

チャンバー(音響空間)も Headphone (1) から見直しており、小さなスペースにより広い空間を確保できるよう再設計しています。

Bluetooth接続に加え、3.5mmの有線接続にも対応。ハイレゾオーディオ認証は有線・無線の両方で取得しています。3Dオーディオ(3Dサウンド)にも対応しています。

ANC対応。3マイクにAI処理を組み合わせ

最大40dBのアダプティブノイズキャンセリング(ANC)に対応。オーバーイヤー型としての物理的な密閉性と組み合わせることで、総合的な遮音性を高めています。外音取り込みモードも搭載しており、自然な聞こえ方を意識して調整されているとのことです。

マイクは3基構成で、外部環境音の検知用、フィードバック用、通話用を組み合わせています。2800万通りのシナリオを学習したAI処理により、通話中の周囲のノイズを低減します。

バッテリーはANCオフで最大135時間、ANCオンでも約72時間

バッテリー持続時間は、ANCオフで最大135時間(約5日間)、ANCオンで約72時間(約3日間)とされています。この価格帯のオーバーイヤーヘッドホンとしては長い部類に入ります。高速充電にも対応しており、5分の充電で約5時間使用できます。

Headphone(1)の最大80時間から大幅に持続時間が伸びていますが、これは、バッテリー容量を増やしたほか、省電力設計の成果とのこと。

そのほかのスペック

  • 重量:310g(Headphone (1) は約329g)
  • 防塵防滴:IP52
  • 接続:Bluetooth、3.5mm有線、Google Fast Pair、マルチポイント(デュアル接続)
  • 低遅延モード:搭載(ゲームやストリーミング向け)
  • イヤーパッド:低反発素材 + ビーガンレザー(ポリウレタン)、拭き取り清掃対応
  • アーム素材:ガラス繊維55%配合(ねじれに強い構造)
  • EQ:Advanced EQ対応、プリセット共有機能

まとめ

Headphone (a) は、Headphone (1) の操作性やデザインコンセプトを受け継ぎながら、価格を2万7800円に抑えた普及モデルです。バッテリー持続時間はフラッグシップを上回り、カラーバリエーションも増えているのが特徴。

筐体がアルミからプラスチックになる点、KEFとの共同チューニングがない点はマイナス要素ですが、3万円を下回る価格帯でこの仕様なら、競合製品と比べて一つの選択肢になりそうです。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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