ミライスピーカー、イヤカフ型集音器「ミライスピーカー・イヤー」をGREEN FUNDINGで3月13日より開始

当ブログの一部のリンクはアフィリエイトリンクです。これらのリンクから商品を購入された場合、当サイトは一定の報酬を得ることがあります。

「ミライスピーカー」シリーズでテレビ用スピーカーを展開してきた株式会社ミライスピーカーが、ウェアラブルの集音器市場に参入します。同社は、耳をふさがないイヤカフ型の集音器「ミライスピーカー・イヤー(MIRAI SPEAKER Ear)」および「ミライスピーカー・イヤー ライト(MIRAI SPEAKER Ear Lite)」の2モデルを発表、3月13日10時よりクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」でプロジェクトを開始します。

本製品は補聴器ではなく、最近増えてきているワイヤレスイヤホン型の集音器です。価格はミライスピーカー・イヤーが3万9600円(税込)、ミライスピーカー・イヤー ライトが2万9700円(税込)です。

耳をふさがないイヤカフ型デザイン、片耳5.6g

外観はイヤカフ型で、耳道を塞がずに装着するオープンイヤーデザインです。片耳の重量は5.6gと軽量で、カラーは白・黒の2色展開。集音器としての用途のほか、ワイヤレスイヤホンとしても利用できます。

音声処理には16チャンネルのインテリジェントDSPを採用。処理機能としては、自分の声が不自然に大きく聞こえないようにする「自声自動調整」、AI周波数検知によるハウリング防止、AIとDRC処理を組み合わせたノイズキャンセル、食器音など突発的な大きな音を抑える「突発音制御」を備えています。

連続使用時間は集音機能のみで最大10時間、Bluetooth接続時の音楽再生は最大6時間。防水防塵はIP68(試験中)、Bluetoothバージョンは5.3です。

上位モデルには専用アプリと充電ケースのリモートマイクを搭載

2モデルの差別化ポイントは、上位モデルの「ミライスピーカー・イヤー」に備わる専用アプリとリモートマイク機能です。

専用アプリでは、約5分の「聞こえチェック」によって個々の聴力特性に合わせた音質調整が可能で、さらに周波数ごとの個別調整や屋内・屋外・TV・強風など環境に合わせたシーン選択に対応しています。

もう一つが充電ケースのリモートマイク機能です。充電ケース自体がマイクユニットを内蔵しており、集音したい場所に置くことで最大約10メートル先の音声をBluetooth経由でイヤホンに転送します。テレビの近くに置いてテレビの音声を補聴したり、食事の席でテーブルの中央に置いてグループ会話を聞きやすくするといった使い方を想定しています。

ライトモデルにはこのリモートマイク機能と専用アプリは搭載されません。なお、ミライスピーカー・イヤー、ミライスピーカー・イヤー・ライトとも、イヤホン単体での収音機能に対応しています。

cocoe Earに続くオープンイヤー型集音器の新たな選択肢

このカテゴリでは、NTTソノリティが2025年12月に「cocoe Ear(ココエイヤー)」を発表しています。cocoe Earも耳をふさがないオープンイヤー型の集音器で、価格は同じく39,600円。NTT独自のPSZ技術(音漏れを抑制する逆位相音波技術)を採用し、音声処理遅延を0.0025秒に抑えた低遅延設計が特徴です。Bluetooth LE AudioのAuracastに対応しており、専用トランスミッター「cocoe Link」(1万500円)を使ったテレビ音声の無線受信にも対応しています。こちらもGREEN FUNDINGでのクラウドファンディングを経て、2026年春の一般発売を予定しています。

cocoe Earがオープンイヤー型で片耳約10gであるのに対し、ミライスピーカー・イヤーはイヤカフ型で片耳5.6gと軽量です。テレビ視聴への対応という点では、cocoe EarはAuracastトランスミッターとの連携で対応するのに対し、ミライスピーカー・イヤーは充電ケースをテレビの前に置くリモートマイク方式で対応します。アプリによる聴力特性のパーソナライズをより重視するか、標準接続のシンプルさを重視するかで、選択肢として並ぶかたちになります。

タイトルとURLをコピーしました