「GLIDiC AI +u Buds」を試す イヤホンと単体レコーダーを使い分けられるAIボイスレコーダー

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SB C&Sが、AIボイスレコーダー機能を搭載したイヤホン「GLIDiC AI +u Buds」の先行予約販売をMakuakeで開始しました。執筆時点での価格は、超超早割40%OFFの2万6760円から。

今回、レビュー用に試作品をお借りしましたが、まだ製品版ではないため、一部機能が未完成。このため、主に録音機能を中心に、どのような製品なのか簡単にチェックしてみました。

オープンイヤー型イヤホンと独立したレコーダー

GLIDiC AI +u Budsの形状は、耳掛け式のオープンイヤー型イヤホン。スピーカー部が若干カナル型にも見えますが、耳の穴に入れるわけではなく、穴の上にかぶさる形になっています。重さは、実測で片側9.1g。

▲パッと見、カナル型にも見えますが、スピーカー部は耳の穴にかぶさる形で、装着感はオープンイヤーそのものです

ハードウェアボタンとして、録音ボタンと多機能ボタンを搭載しています。録音ボタンは短押しで録音開始、もう一度短押しで録音を終了します。多機能ボタンは、イコライザや3Dオーディオの切り替えなどに使えるようです。

▲赤いボタンが録音ボタン。右端の白いボタンが多機能ボタン
▲装着時、録音ボタンは上面に配置、多機能ボタンは前面になります

充電ケースはオーソドックスなタイプ。バッテリー持ちはイヤホン単体で約6時間、充電ケース併用で約24時間。10分の充電で約1.5時間利用できる急速充電に対応しています。

変わっているのが、ケースの背面。ここにレコーダーがセットされています。もちろん、レコーダーを分離して単体で約20時間の録音が可能です。普段はイヤホンで録音をするものの、かしこまった会議などでイヤホンを使いづらい場合には、レコーダーで録音するといった使い分けができそうです。なお、イヤホン、レコーダーのほか、スマートフォンのアプリからも(スマートフォンのマイクを使って)録音が可能です。

▲充電ケース背面にレコーダーを搭載
▲もちろん、分離して使用できます
▲充電ケースそのものはUSB-Cで充電します

特徴的なコーチとバディ

録音、文字起こし、要約作成といった流れは、他のAIボイスレコーダー製品とほぼ同じです。特徴的なのが、論理的なアドバイスをする「コーチ」とメンタル的なアドバイスを行う「バディ」機能を搭載していること。

セミナーや発表会等の傍聴者として参加している場合には意味はないのですが、自分でも発言する会議や打ち合わせ、商談などでは、内容に応じたアドバイスをくれるというもの。アプリに声紋や自分の職種などを登録しておくことで、ユーザーを認識し、それに合わせたアドバイスをするそうです。

▲コーチとバディは、録音内容から「その会議でどうしたらよかった」をアドバイスしてくれる機能。このため、ウェビナーなど自分が発言しない場合にはあまり活用できない

また、アプリには「レポート」という機能があり、「コーチ」と「バディ」がその日の録音データをまとめてアドバイスをくれます。手動で作成するほか、毎日(録音があった日に)20時など、決まった時間に作成することもできるとのことです。

▲1日の終わりに、その日の録音内容を総括してくれます

イヤホンという形状に加え、コーチとバディを活用するのであれば、思いついたことをその場で録音して音声メモとして使ったり、自分の行動を音声日記のように残したりといった使い方もしやすそうです。

無料の文字起こしは月300分まで

文字起こしが利用できるのは、月に300分まで。それ以上を利用するには、月に1200分まで文字起こしができる月額1980円/年額1万4800円のPro Planか、文字起こし時間無制限となる月額4180円/年額3万2000円のUnlimited Planが必要です。

なお、Makuakeでは1年間Pro Planが付いた少しだけお得なリターンも用意されています。

▲サブスクリプションプラン。文字起こし時間とTalk AIの有無のみが違います

Free PlanとPro/Unlimited Planの違いは、文字起こし時間のほか、Talk AIの利用有無があります。Free Planのみ利用できないTalk AIは、イヤホンの録音ボタン長押しで起動し、音声指示で録音した要約などについての質問などを行えるというもの。返答も音声で行われます。

アプリ上で文字入力による質問が行えるAsk AIはFree Planでも利用できます。

まとめ

GLIDiC AI +u Budsは、イヤホンと単体レコーダーを状況に応じて使い分けられる構造が特徴のデバイスです。オープンイヤー型のイヤホンに録音ボタンが搭載されていることで、移動中や作業中の音声メモから、対面での会議まで幅広いシーンで録音が行えます。

「コーチ」と「バディ」によるアドバイス機能や、レポート機能を組み合わせることで、単なる録音ツールを超えて、コミュニケーションや業務の振り返りに活用できる可能性があります。思いついたアイデアの音声メモや、日々の行動記録といった用途にも向いていそうです。

一方で、無料プランの文字起こしは月300分までとなっているため、会議が多い方や長時間の録音を頻繁に行う方は、有料プラン前提で検討する必要があります。今回はプロトタイプ機での確認のため、製品版での仕上がりや実際の使い勝手については、正式リリース後の評価を待ちたいところです。

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