昨年12月に発売されたものの、仕様の微妙さと値段の高さで購入を見送っていたBoogie Board Ripですが、秋葉原の三月兎で週末特価2,500円ということだったので購入してみました。
定価は12,800円だし同じ秋葉原でもヨドバシでは10,000円以上の値で売られていたので海外からの並行輸入品かなと思っていたのですが、パッケージは日本語。ただ各国共通でパッケージにはもともと日本語が記載されており、やっぱり並行輸入品という可能性はあります(でもパッケージ裏、右下のバーコード部分に「WT11151-GRY-JP」という記載があるのでやっぱり日本向けかな?)。
従来のBoogie Boardと同じく指などで書くこともできるのですが、保存させたい場合には、
- 書き始める前にWake/Saveボタンを押す
- 付属の専用スタイラスで書く
ということが必要です。Wake/Saveボタンは1回押せば60分間無操作でスリープモードに入るまでは押す必要はありません。書いている途中でもこのボタンを押すたびに内容が保存されていきます(押すたびに別々のPDFとして保存されます)。
専用スタイラス以外で書いた内容は保存されないので、指を使ったりスタイラスを使ったりと混在させると保存した時に一部しか撮れてない……ということになるので注意が必要です。これ、画面に書かれた内容を保存しているわけではなく、e-Inkパネルの下に電磁誘導パネルが仕込んであって、スタイラスの動きを記録してるだけみたいです。記録した内容は、USBケーブルでPCと接続して取り出します。特別なドライバは不要で外部メディアとして認識されます。
正面左上に集まっているボタン類。左端のStatusはSave対応状態の場合は緑で点滅、スタイラスの動きを検知しているときは常時点灯になります。
本体向かって左側面の上側に消去防止スイッチ。ロック状態にしておくとeraseボタンを押しても描いた内容が消えません。
右側面上側にmicroUSBポート。本体の充電もUSBで行います。フル充電で5日程度は持つようです。
背面にはリセットスイッチ。押したら保存した内容が消えるのかとおもったのですがそんなこともなく、用途不明です。
あまり使い道はないかなぁっとも思いますが2,500円であれば試しに買ってみるのもありだと思います。三月兎では先週限定ということではなく、毎週末に2,500円で販売するようなので気になってる人はいかが?