今年の初めから米国ではじまった各種ガジェットに防水加工を施すLiquipelが香港に実店舗をオープンしました。LiquipelについてはWiredに試用レポートが載っているの聞いたことがないという人には参考になるかもしれません。要するに、ガジェットの外側、内側にナノコーティング(髪の毛の1000分の1の厚さだとか)を施し防水性を付加するというものです。
米国では米国内限定でガジェットを送付し、コーティング後に送り返してもらうというもので一番安くて$59(送付後、1〜2日で返送)、その日のうちに返送してくれるサービスでも$69というものでした(別途送料が必要)。
しかし香港の店舗では郵送は受け付けず、持ち込み方式になっています。店舗まで行かなければいけませんが、約2時間程度で手元に戻ってくるというメリットがあります。価格も米国と同様に449香港ドル(約$59)〜となっています。
Liquipelでコーティングを行うことで端末のメーカ保証はなくなることはないとのことですが、加工後に水没させると水没マーカが反応し、水没扱いとなる可能性はあるようです。また、Liquipel自身は「意図的に水没させないように」と注意を促しています。あくまでも水をこぼしたとか、トイレに落とした、急な豪雨などのアクシデント対策という位置づけのようです。水没させてしまった場合の対処も、バッテリを抜いて乾燥剤と一緒にして十分に乾燥させるようにとの注意書きもあります。「ケースを買ったからといってわざと落としたりしないのと同じ」とFAQに書いてあったのもを見て妙に納得してしまいました。また、コーティング後に水没で故障してしまったとしても一切責任は負わないとのことです。
そうは言っても、あらこちであげられている試用レポートなどを見る限り、十分な防水性能は発揮してくれるようです。
これ、買物隊さんあたりで持ち込み代行とかしてくれないですかね?
(via engadget)
(source Liquipel asia)
(source Liquipel US)