今年最後にして最高額のガジェットが届きました。デジタルじゃないけど。購入したのはドイツの時計メーカー NOMOSのLudwigというモデル。
本当は同じくドイツのメーカーStowaのAntea KS(small second)が気になっていたのですが、納期6ヶ月待ちというバックオーダ状態。欲しい時が買いどきなのでそれもなぁっと思っていたらほぼ同じデザインのNOMOS Tangenteというモデルがあることを知り、同じくNOMOSのLudwigを知ったという次第です。うっかりすると量販店で1000円くらいで吊るされていそうなデザインですが、そういうシンプルなデザインにも惹かれました。
定価がStowaの倍以上するので悩んでいたのですが、時計がないのも不便だし(以前使っていたTag Heuerは電池切れで寝ています。防水モデルなので電池交換が高い……)、そろそろいい時計も欲しかったので思い切って購入してしまいました。私にとっては相当に高い時計なのですが、時計としてはかなりリーズナブルなものだそうです。時計の世界は奥が深いなぁ。幸か不幸か嵌れるほどの資金はないのでその点だけは安心です。
裏面はシースルー。手巻きの機械が見れます。着けてると見れないのだけれども。NOMOSの時計はスォッチ系列でオメガやブライトリングなどでも使われているETAのムーブメントを使用しています。ただ、そのままではなくNOMOSで手を加えNOMOS αという銘を名乗ることを許されているのだとか。
Ludwigはケースの直径が35mm、厚みは6.75mmとかなりスリムな時計です。同じデザインで直径40mmのモデルもあり、ペアウォッチとして買われることもあるそうです。
このLudwig、日本では英語読みでラドウィッグと紹介されていますが、ドイツ語読みだとルードヴィッヒ。ドイツには ルードヴィッヒスハーフェンという地名の場所がありますが、ここと何か関係があるのか、それとも素直に人名なのか。NOMOSの関係者にルードヴィッヒさんがいたのかもしれませんが、単にドイツっぽいという理由で付けられた可能性もあります。ドイツでルードヴィッヒと言えばノイシュバンシュタイン城のルードヴィッヒ2世を思い浮かべるのですが、おそらく関係はないのでしょう。
付属のベルトはシェルコードバン。このベルだけは自分の好みではないでの自作のものに変えようと思っています。いまなら綺麗に型が取れるしね。
手巻き時計のバネを巻くカチカチという感触も気持よく、これから大事に使っていこうと思います。