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米国 デジタルミレニアム著作権法の見直し内容が明日から適用 キャリアの許可がないSIMロック解除は違法に

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DMCA

米国内での話ですが、昨年10月末に行われたデジタルミレニアム著作権法の見直し内容が明日(米国時間26日)から適用されます。

適用されるとどうなるかとというのは昨年10月の見直し時に各所で伝えられていましたが、あらためて書くと、

  1. iPhone、Androidなどのスマートフォンの脱獄、root化は合法(デジタルミレニアム著作権法の適用外)
  2. iPad、タブレット端末の脱獄、root化は違法(デジタルミレニアム著作権法の適用範囲内)
  3. キャリアの許可無くSIMロックを解除することは違法(デジタルミレニアム著作権法の適用範囲内)

ということになります。

iPhoneの脱獄がよくてiPadはダメというのがおかしな話のような気もしますが、実際には「タブレット端末」というのを定義するのが難しく適用除外(ミレニアム著作権法の適用外)にすることはできない(無制限の例外はつくれない)、iPadはタブレット端末に含まれるだろうという判断のようです。

SIMロック解除については、キャリア自らがアンロックを提供することが増えているため、今回の見直しによって適用範囲と定められたようです。これは、キャリアの保護という側面もあるみたいですね。

これらはもちろん米国内の話なので日本には直接関係はありませんが、日本でなんらかの法整備が行われる際には参考にされる可能性が高いです。またiPadの脱獄、新しいタブレット端末のroot化などを米国内の人が表立って行えなくなるのでこれらの活動が(表立っては)縮小する可能性もあります。実際のところさほど影響は受けないんじゃないかとは思いますけどね。

デジタルミレニアム著作権法の見直しは3年毎なので、次回の見直しは2015年。それまでに「タブレット端末」の定義はされるのかな?

(via the verge)

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