これまで机上での撮影には撮影ボックスと蛍光灯のデスクスタンドを使って行っていたのですが、物によっては非常に暗く写ってしまうこともあり、あとで加工したりといった手間がかかっていました。
なので、思い切って撮影用のライトを購入してみました。購入したのはLPL ホームスタジオミニバンク HM-30というやつです。専用の三脚とレフ版などがセットになったHL-30Pというのもあったのですが、8000円近く値段が上がってしまうため、今回はライトのみを購入。三脚は別手配です。
ライト側にはこんな感じディフューザーが付きます。中は32Wの蛍光灯が1灯だけです。
三脚との接続用にネジが切ってあり、市販の三脚がそのままつきます。またフードなどはすべて折りたたんで収納できるのですが、蛍光灯だけは収納来ません……。ここはなんか考えて欲しかったなぁ。
三脚のほうはKing Fotopro 軽量コンパクトアルミ三脚(4段) ブラック DIGI3400 というもの。なんと1241円という破格値です。
38cm~120cmまで伸縮可能で重さは570g。三脚としては非常に軽量です。その分シャフトが細く、剛性が不足している気がしなくもないです。コンパクトカメラやミラーレス一眼程度なら問題ないと思いますが、重い望遠レンズを使うには力不足な感じです。
安いながらクイックシュー仕様になっています。クイックシューをライト側に付けっぱなしにできるのでこれは便利。
そんなわけで撮影してみました。比較のためにまずは今まで通り、上のような方法で撮影したもの。
やっぱり暗いですね。いつもはサークルライトを使ったり、撮影後に明るく加工したりしています。
続いてこんな状態での撮影。ライト側にディフューザーがついているので撮影ボックスの上と側面を開けています。
なかなかいい感じではないでしょうか。
最後に比較のため、デスクスタンドで撮影ボックスの上と側面を外した状態で撮影
明るくはなりますが、影がはっきり出てしまいますね。
わかりやすいように並べてみました。
やっぱりバンクライトが一番良い気がします。まぁ、環境を整えたところで撮影の腕がついて行かないのですけどね……。