トイザらスが子供向けAndroidタブレット Meep!の国内販売を発表しました。4月26日に販売開始で価格は14,999円。カラーはオレンジ、ブルー、ピンクの3色があります。
Meep!は7インチのAndroidタブレット。子供が持ちやすいようシリコンカバーで覆われており、多少の衝撃には耐えられるようです。珍しいのはタッチスクリーンにzForceを採用している点。
最近のタブレット端末の多くは静電容量式のタッチパネルを採用しています。広く普及しているこの方式は精度の高いマルチタッチが可能ですが、静電容量という方式故にタッチに反応するものが限られています(指とか専用のスタイラスとか)。その点zForceは手袋を付けたままでも操作が可能で、指以外でも大抵のものでタッチ操作ができます。ディスプレイの周囲に赤外線の発光・受光部が仕込まれておりそれを使ってタッチ操作を行う方式です。この技術、特に目新しいものではなくKobo TouchやKindle Touch、Nook Simple Touchなどのタッチアパネル式電子書籍リーダで広く採用されています(Kindle Paperewhiteは静電容量方式)。
その他主なスペックは下記。
- OS:Android 4.0
- プロセッサ:Cortex A8 1GHz
- RAM:512MB
- ディスプレイ:7インチ(800 x 480)
- ストレージ:4GB + microSD(32GB)
- カメラ:0.3MP
- サイズ:140 x 219 x 28mm
- 重さ:450g
Google Playにも対応する他、専用のMeep!ストアも用意されています。
スペックだけをみると14,999円でも割高かなぁっという印象ですが、子供が使うことに特化して作りこまれているのを考えるとこれでもいいかなという気がします。それにしても解像度はもう少し欲しかったけど。子供さんに買うかどうかは微妙だけど、これ買うならdtabにするかなぁ……。
(source トイザらス プレスリリース, MEEP!)