これまでに世界一売れた携帯電話と聞いて最初に思い浮かべる端末は人それぞれだと思いますが、iPhoneやSamsungのGalaxyシリーズを思い浮かべる人も少なくないんじゃないでしょうか。
しかし、実際に世界一売れた端末はスマートフォンですらない、Nokia 1100という端末です。
モノクロ4行表示で解像度は96 x 65。ブラウザもカメラもなく、もっというとデータ通信すら出来ません。もちろん通話とテキストメッセージは可能です。
発売は2003年。もっと高機能な携帯やWindows Mobile端末がぼちぼちと出始めた時期ですが、それにもかかわらずこれまでに25,000万台が売れたということです。
ちなみにiPhoneはシリーズ全体では5億台に迫る出荷台数ですが、モデル1つずつではiPhone 5Sが1億台を超えたあたりというところだそうです。これを考えても単一モデルで2億5千万台というのはかなりの数字だということがわかります。
もうすぐiPhone 6が出るという噂もあるし、iPhone 5Sの勢いも頭打ちになるだろうから、Nokia 1100の記録はもうしばらくは維持されそうです。iPhone 6、iPhone 7あたりで抜かれるのかな?
(source Phone Arena)
(参考 WikiPedia)