ゴリラガラスで有名なコーニングが、先週行われたCOMPUTEXで反射防止コーティングのデモを行いました。
スマートフォンのディスプレイは年々綺麗になっており、野外での視認性も向上してきてはいますが、まだ太陽光下では見難いという問題があります。コーニングの技術はそんな問題を解決してくれる1つの手段になるかもしれません。
トップの写真で真ん中の丸い部分がコーティングが施された部分。その周囲に風景(撮影者)が映り込んでいますが、コーティング部分には映り込みがありません。
アンチグレアのように透明度を犠牲にしているわけでもなさそうなので、なかなか凄いんじゃないでしょうか。
意外に早く市場に出てくるかもしれないということなので、楽しみにしていたいと思います。後付でコーティングができるといいんだけどなぁ。
反射防止コーティングの技術自体は特に目新しいものではなく、すでに実用化されているものも多いですが、なぜかスマートフォンやタブレット市場では目にする機会がありません。何かしらの参入障壁でもあるのでしょうか?単にコストの問題?