昨年末に話題となったAmazonの無人機による配達、Amazon PrimeAirの実現が難しくなりそうです。
米Amazonが無人機による配達オプションAmazon PrimeAirをテスト中 注文から配達完了まで30分を目指す – Dream Seed
もともと米連邦航空局(FAA)の規制緩和が2015年に行われ、ドローンによる配達の法整備ができるということだったのですが、FAAが方針変更をしたのではないかという話が出てきています。
「2007年以降、米国では無人機の商業利用は違法であり、新たなルールが決まるまで、その事実は変わらない。趣味などで122メートル以下を飛ぶ無人機は合法だが、商業利用は禁止されている」
FAAは、23日に公開した「無人機の飛行に関する規制とその解釈」に、改めてこう明記。違法な商用サービスの例として、わざわざ「有料による小包の配達」を挙げた。
あくまでも現行法の話なので、来年末に行われる規制緩和(商業利用の解禁)でどうなるのかはわかりません。ですが、わざわざ宅配サービスの禁止を持ち出したことを考えると、この分野への規制は厳しいものになる可能性があります。
ドローンについては先日も国立公園内での飛行を禁止したりと規制が増えてきていますが、これまではルールが追い付いていなかった面もあるので、今後も規制が増える方向なのはやむを得ないかもしれません。
でもドローンによる配達は見てみたい気がするなぁ。配達途中で墜落したり、撃ち落とされて荷物を強奪されたりという被害は増えそうだけども。
空を見上げたら無数のドローンが飛び交ってる……という状況はちょっと怖くもありますね。
ただこの件、ソースが示されいないのでどの程度真実なのかは不明です。なお、米国のドローンについての規制などについては先日engadgetが詳細に記事にしていました。
What you need to know about commercial drones
(via Yahoo)