7月1日から発足するSonyのテレビ事業子会社「ソニービジュアルプロダクツ」の社長に就任する今村昌志氏が、テレビ事業についての取材の中で、2015年度からSonyのテレビシリーズであるBRAVIAのOSとして、Android TVを全面採用すると明言しました。
Android TVは先週のGoogle I/Oで発表されたもので、次期AndroidであるAndroid Lをベースとし、Androidアプリやゲームも実行できます。
またテレビ放送は映したまま、Google Nowによる検索(映画XXの主演は誰?のようなもの)なども可能。Chromecastの機能も含まれておりAndroid端末からCastすることもできます。
前身のGoogle TVもそうでしたが、この手のものは日本国内で販売されることはほぼありませんが、BRAVIAに全面採用ということで当然日本国内での販売も行われるのだろうと思います。
ただ、昨年にはパナソニックのネットコンテンツをテレビと同時に表示できるスマートビエラに業界団体から圧力がかかったりしていたので、Android TVの扱いがどうなるのか気になるところではあります。
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でも、そろそろテレビはいいかなぁっという気がしなくもない。とくに地上波は全然見てないし。
「東京オリンピック前には、新しい定義のテレビを作りたい」という言葉もありましたが、本当にテレビのあり方を考える時期なのかもしれませんね。
(source AV Watch)