Xperia Z2 Tabletのアンバサダーミーティング、タッチアンドトライイベントに参加してきました。
タッチアンドトライイベントはXperia Z Ultra、ZL2につづいて3回目(形式が違ったけどZ1を含めれば4回目)になりますが、毎回Sonyの技術者の人が濃い話をしてくれるので楽しみなイベントでもあります。
まずデザイン。厚みは6.4mmで重さ439g。先代のXperia Tablet Zの記録を更新し、10インチタブレットとしては世界最薄最軽量となります。
このサイズにこだわった理由は、雑誌を持ち歩くような感覚で毎日持ち歩いて欲しいという思いがあったそうです。
金属フレームを使わずに強化ガラスのディスプレイと強化ガラス繊維を使った背面パネルという「面」で支える構造にすることで、軽さと薄さを実現しているとのことです。
分解写真。想像以上に薄いです。
6000mAhのバッテリもペラペラです。これは10.1インチという面積があるから出来る技ですね。
ディスプレイはXperia Z2と同じくTRILUMINOSディスプレイ。Live Color LED搭載です。Z2のときにLive Color LEDと言われても「ふ〜ん」と思っていただけなのですが、今回やっと仕組みを理解出来ました。
内部的には従来のディスプレイは青色のLEDと黄色の発光体を組み合わせて青、緑、赤という3原色を作っていたのですが、これだとどうしても緑と赤が綺麗にでなかったとのこと。そこで、青色LEDに赤と緑の発光体を使って光の3原色をそのまま再現することで緑と赤の発色を改善したのがLive Color LEDということです。
オーディオに関してもXperia Z2と同等ですね。ノイズキャンセリングにスピーカの制振技術とハイエンドにふさわしいものになっています。
タッチアンドトライというか、参考展示(上に載せた分解モデルとかアクセサリーとか)の様子。相変わらず盛況でした。技術者の方から直接話を聞ける貴重な場でもあります。
そして前回のZL2から始まったっぽいテーブルごとのディスカッション。「あなたのタブレットライフ」というお題でXperia Z2 Tabletをどんな風に使うかを話し合いました。うちのテーブルは弄るのに夢中でしたけど……。
他のテーブルを含め、テレビとして使う、お風呂で使うというのが多かったですね。逆にコンセプトでもあった気軽に持ち運んで~というのを意識したものは少なかったように感じます。
たしかに軽いし薄いけど、電車通勤で持ち運ぶかといわれると微妙ですね。どんなに軽くても満員電車の中で10インチタブレットは使えないし、移動先で使うならパソコンでいいし。やっぱり家の中で使うのがメインになっちゃうと思います。
そんなわけで、今回はau版のXperia Z2 Tablet SOT21を1ヶ月モニターとしてお借りしました。これから一か月、夏休み期間にも被るので使い倒してみたいと思います。
おまけ。今回一番の驚きポイント。会場はXperiaアンバサダーミーティングで毎回使われている恵比寿のTHE FACTORY:A STUDIOというところ。ここは本来撮影スタジオということで、天井の照明が稼働するのです。これは気が付かなかったなぁ。家にもこんな仕組みが欲しい。