今でこそ当たり前の存在になったスマートフォン。そんなスマートフォンが8月16日に生誕20周年を迎えました。
1994年8月16日に発売されたIBMのSimonが世界初のスマートフォンとされているようです。電話はもちろんですが、タッチパネルを装備し、電子メールやカレンダー、FAXに接続可能だったほか、サードパーティのアプリケーションを実行することもできたようです。
いまでは名前を見かけることも少なくなりましたが、当時一般的だったPDAと電話を組み合わた製品だったのですね。
ちなみに重量は約500g、価格は$899(インフレを考慮した現在価格だと$1400以上)だったとのこと。
当然ながら、当時はスマートフォンという名称はありませんでした。スマートフォンという名称を最初に使ったのは1997年に発表されたEricssonのGS88という携帯電話。表にテンキーがあり、開くとフルキーボードがあるという端末です。
なお、開くとフルキーボードがあるといういわゆるクラムシェル型の端末は1996年にNokiaが発売したNokia 9000 Communicatorが最初。これがスマートフォンの起源とする説もあるようです。
当時はまだギリギリ学生でしたが、こんな端末のことなんて知らなかったなぁ。20年後にこんなに嵌るとは思いもしなかったです。