最近、自分の体温で溶かしながら切るバターナイフが話題になっていました。
朝が楽しくなりそうな手の熱で溶かして切るバターナイフ : ギズモード・ジャパン
これは決して目新しいものではなく、上記記事にも書かれていますが、15.0%のアイスクリームスプーンも同じ感じです。
こちらのスプーンはAmazonでも販売されています。
15.0%のスプーンは最近ドイツのハーゲンダッツで採用されたというニュースもありましたね。
体温でアイス溶かす、魔法のスプーン 高岡の鋳物業者開発 :日本経済新聞
記事に出てくる高田製作所が15.0%のスプーンの製造元です。
SpreadThatのほうは詳しくはわかりませんが、基本的にどちらも熱伝導率がいい素材(アルミニウム)を使い、体温を使って溶かしていくというタイプです。
もう少しハイテクなものになるとゼロール社のアイスクリームスクープがあります。
ハイテクと書きましたが実はこれが歴史が一番古く、1935年に発明されています。柄の部分に不凍液が封入されており、これで体温を伝えてアイスを溶かすのですが、原理自体は同じですね。
ゼロールのアイスクリームスクープはうちにもありますが、簡単にすくえるので非常に便利です。
この「体温で溶かす」という方法、他にも使えるんじゃないかと思うのです。例えば、冷凍した肉を体温で溶かしながら切れる包丁とか。どっかで作らないかな?