私は人生の中で一度も学習塾とか予備校とかに行ったことはなく、大学受験も進研ゼミで乗り切りました。そもそも指定校推薦を取れたのでまともに受験すらしていないのですが。
そんな感じでお世話になった進研ゼミですが、昨年から小学生講座では従来の紙媒体による学習ではなく、タブレットを使った「チャレンジタッチ」が始まっています。
発表当時は気になっていたものの、タブレットでの学習に若干の不安があったのと、まだ早いかなぁっという思いとでスルーしていたのですが、今回モニターセットをお借りすることが出来たので早速1年生の息子さんにやってもらいました。
うちの息子さん、この手のものが大好きで、スマートフォンの学習アプリなんかもちょこちょこやっていたりします。なので、チャレンジタッチも何も説明せずに渡してもすんなりと受け入れてました。
とりあえずスペックとか
チャレンジタッチのタブレット(チャレンジパッド)に性能を求める人もいないでしょうけど、一応、このブログで扱うならスペックぐらいは書いておこうかなということで、以下、主なスペックです。
- ディスプレイ:9.7インチ 1024 x 768
- プロセッサ:不明
- RAM:不明
- ストレージ:16GB + SD(SDHC)
- カメラ:2MP
- バッテリ:6,000mAh
- サイズ:252 x 191 x 16mm
- 重さ:750g
タッチパネルは最近流行りの静電容量式ではなく抵抗膜式、いわゆる感圧式です。
サイズ的にも価格的にも静電容量式のタッチパネルを採用できたと思いますが、おそらく下記の手書きサポートのため、あえて抵抗膜式を選択しているのだと思います。
手書き学習もちゃんとサポート
私がタブレットでの学習で懸念していたのが「手書き」について。タブレットやスマートフォンで学習するアプリはこれまでもありましたが、そのほぼ全てが選択式を採用しています。
○か☓かをはっきりさせるためには選択式が最適なのでしょうけど、特に小学生のうちは手書き学習というのが大切だと思っています。読めるのに書けないっていうの、大人になると痛感するんですよね。
そんな手書きですが、チャレンジタッチではしっかりとサポートしてくれていました。文字認識だけでなく、書き順まで指導してくれます。
これは公式サイトで公開されている動画ですが、ハネや止めまで認識してくれます。
1年生の問題ではまだ難しい漢字はありませんが、息子さんは「金」という漢字に苦労していました。
最初にお手本をなぞって書き順を覚えて、その後何も見ずに手書き。書き順を間違えたらどこが違ったのかをお手本と自分で書いたものを並べてアニメで表示してくれるのがいいです。
なお、漢字だけでなくカタカナの手書き問題もあります。息子さんは「ワ」と「ク」、「ン」と「ソ」の書き分けが苦手なようです。
特に「ワ」と「ク」、息子さんが何度書いても正しく認識してくれないので、文字認識の精度を疑ったのですが、試しに私が書いたら一発で認識しました。やっぱり書き方が悪いみたいですね……。
学習意欲を継続させる仕組み
勉強を1つ終えるとメダルがもらえ、それでぼうけんマップが1マス進むというご褒美的な仕掛けもあります。28マスでゴールするようになっているのですが、息子さんはこのマップを開くために一生懸命がんばってました。ゴールすると、何かしらのご褒美が貰えるということです。
親としても、このマップでどれくらい勉強したのかが把握できるので楽ですね。「今月まだゴールしてないの?」とか言えるし。
また、学習習慣を付けさせる仕組みとしては、予めアラームをセットしておき、時間になったら通志してくれるという設定も可能です。こういうのはタブレットというかデジタルならではの仕組みです。
勉強以外のコンテンツも充実
結局は勉強だったりするのですが、ちゃんとした勉強以外にも動画コンテンツやゲームアプリなども豊富にそろっています。
動画コンテンツでは日本昔ばなしのアニメや「つくりかたのヒミツ そうがんきょう」などのサイエンスちっくなコンテンツもあります。
日本昔ばなしはいいとして、意外だったのは「つくりかたのヒミツ」シリーズ。なんとDiscoveryチャンネルのコンテンツです。小学1年生にはちょっとむずかしいかなぁという気がしますが、親が見る分には楽しかったです。
今回借りているチャレンジタッチは小学1年生向けのものなのですが、なぜか3歳の二男さんが、「えいたんご トレイン」というアプリにはまってしまい、夢中になってやっています。
電車が通り過ぎる前に英語で話されるものの絵を選ぶという単純なものですが、連続正解するとスピードアップしたりしてゲーム性もそこそこあります。
それにしても、Candyと言われて直ぐに飴の絵を選んでいたけど、どこで覚えたんだろう?
現在、タブレット無料キャンペーン実施中
そんな感じで日本e-Learning大賞ベストスマイル賞、イード・アワード2014 小学生タブレット部門で最優秀賞を受賞しているのも伊達ではないなと思わせるチャレンジタッチですが、通常は6ヶ月未満で解約あるいは紙媒体のチャレンジにコース変更した場合には別途タブレット代金として14,364円(税込)が必要になります(6ヶ月以上継続でタブレットは無料)。
しかし先日からチャレンジタッチ開講1周年記念として、先着50万名に受講月数に関係なくタブレットが無料になるキャンペーンを実施中です。
とりあえず1〜2ヶ月試したいけどタブレットが……と考えていた人にはちょうどいいキャンペーンではないでしょうか。