スマートフォンをコアとして、家ではデスクトップライクに、外出時には単体で持ち出せるというコンセプトのAndromiumがKickstarterに登場しています。
この種のコンセプトは目新しくもなんともなく、以前にはmotorolaがスマートフォンをコアにしてノートPCライクに使用できるwebtopという環境を提供していたこともあります。
MotorolaのWebtop 終了のおしらせ – Dream Seed
AndromiumはこのWebtopとUbuntu Edgeの遺産の上に構築されているとプロジェクトのページでも書いていますね。
Andromiumの本体は充電ドックのようなもの。これにHDMIポート、USBポートが備わっており、ディスプレイや周辺機器を接続することができるようになっています。
単にAndroidの画面をディスプレイに映すだけではなく、Andromiumには専用のOS、Andromium OSが搭載されています。Ubuntu Edgeの技術が使われているということはUbuntuベースなんですかね?
Androidの画面をWindowで表示できるだけでなく、専用のOfficeアプリなどもあるようです。
とりあえずAndromiumを1つ入手可能な出資額は$29からと意外と安いです。上手くいけば5月から出荷が開始されるとのこと(ただし米国限定。他の国向けには6月予定)。
面白い気はするけど、これをやるならタブレットなんかでもいい気がするなぁ。
(source Kickstarter)