日本では今一つ話題にならないものの、海外では常に高い評価を受け、何かと話題になるHBOの「Game of Thrones」。すでにシーズン5まで放映されており、今年4月にはシーズン6の放送が始まります。
このドラマ、HBOのオリジナルではなく、George R.R. Martinの「氷と炎の歌」シリーズが原作で、
がそれぞれドラマのシーズン1~5に該当しています。
問題はシーズン6なのですが、4月から始まるにも関わらず、原作がまだ刊行されていません。
それについて原作者のMartinが自身のブログに「言い訳はありません」ということで心情をつづっています。
本来は昨年12月末に執筆が終わるはずだったようですが、修正を加えるうちにいつ終わるかわからなくなってしまったようです。このため、もう自身で締め切りは設けず、「終わったら終わり」というスタンスを取るようですね。もともとこのシリーズ、それぞれの間が数年単位で空く(3部と4部の間が5年、4部と5部の間が6年)のでいつも通りという気もします。なにしろ第1部の発表は1996年。もう20年も前なのですね……。ところで気になるのはドラマのほう。
これについては、ドラマのほうは原作と大きくずれていないことを確認しているということで、そのまま放映されるようです。ようするに原作よりも先にその内容がドラマ化されちゃうんですね。
日本だと原作もドラマも翻訳されるまでに数年単位でタイムラグがあるので気にならないかもしれませんが、海外の原作ファンは微妙な気分かもしれませんね。
ちなみに、このシリーズは7部で完結予定となっており、
- 第6部 The Winds of Winter(冬の狂風(仮))
- 第7部 A Dream of Spring
というタイトルだけが発表されています。
6部が2016年だとすると、7部が出るのは2021年~2022年あたりかなぁ。
(via the Verge)
(source Not A Blog)