blogなどを見ていると、万年筆の愛好家の方々は太字を愛用している人が多いみたいです。太字故にインクの濃淡が楽しめるし、太い線が無筆圧もしくは低筆圧でにゅるにゅると引けるのがいいらしい。
私の場合は、普段使っているのがA6ノートということもあって細字、極細字が好みです。好みというか太字が苦手。高校時代、ノートに小さい字で字間を広く取って書くという癖がついてしまい、それ以来、字を大きく書くのが苦手になってしまいました。なんかそうやって小さい字で書くとノートが綺麗に見えたんですよね。今思うとかえって見難いんじゃないかと思うけど。関係ないけど、小さい字を書くと(性格的に)縮こまった人間になると教えられた(本で読んだのかも)けど、それは本当かもしれない。
そんなわけで、普段仕事ではmontblanc114のF、プライベートではperikan 400NNのEF、montblanc144のEFを多用しています。軸の長さ、太さは142が好みなのですが、持っている142はM。この142をEF相当に研ぎ出してしまおうかとも思いましたが、50年の歳月を経て綺麗な状態でいる万年筆に手を入れてしまうのはもったいないというか申し訳ない気がして躊躇しています。
いろいろ書きましたが、142のEFが欲しいなぁというのが本エントリーの主旨なのでした。