最近では選べるスマートフォンの種類が増えてきて、何を選べばいいのか迷ってしまうような状況ですが、その選択の基準となるのは価格のほか、各種のスペックです。
ただ、スペックで選べと言われてもプロセッサを重視するのか、画面サイズや解像度なのか、あるいはカメラの性能だったりと基準もまちまちです。
ベンチマークのスコアで選ぶという方法もありますが、もっとほかにも指標になるものがあるんじゃないか?ということでちょっと考えてみました。
基本的にはネタなのであまり本気にはしないように……。
グラム単価指標
モノの価格を表すのによく使われるグラム単価(食肉だと100gあたりの単価ですが)でスマートフォンを表したらどうだろう?
ということで、とりあえず比べてみたのは下記の17台。海外のハイエンドも加えようかと思ったのですが、円相場の乱高下で価格を比較するのが難しくなるので国内端末に絞っています。
エントリーモデルはグラム単価が安いですね。逆にハイエンドでも600円を超えてくると高いなぁという気になります。本体が軽いハイエンド機はグラム単価が高めにはなるのですけども。
グラフにしてみました。ハイエンド機は意外と軽い端末が多いですね。そんな中でもiPhoen 6s Plusがずば抜けて重くて高いのがわかります。グラム単価ではiPhone 6sのほうが高いですけどね。
個人的な感覚になりますが、グラム単価が600円を超えるとちょっと割高感があるし、安すぎるとエントリー寄りな感じになってくるので、ねらい目は400円~500円台になりそうです。
もっとも、先に書いた通り軽量ハイエンドモデルだと単価があがるので一概には言えないあたり、指標としてはイマイチです。
ピクセル単価指標
画面の解像度ではよくppi(1インチ四方に含まれるピクセル数)が使われますが、だったら、1ピクセルあたりの単価も指標になるのではないか?ということで考えてみました。
これは100ピクセルあたりの単価が安いほどお得感がある、って感じの指標です。
これもついでにグラフ化してみました。
右下(価格が安く解像度が高い)に近いほど単価が安くなります。逆に左上は価格が高く解像度が低いということなので、これはなにかしらの指標にはなりそうですね。
単価をみるとASUS ZenFone 2とHTC J butterfly HTV31がかなり低く、お得感があります。2台ともいい機種だと思います。
他にもいろいろありそう
今回、半分ネタ、もう半分は割と本気で考えてみましたが、他にも似たようなことは考えられそうです。例えばバッテリの容量単価とか重さとバッテリ容量の関係とか。体積あたりの重さなんてのも面白いかも。
割とどうでもいいことではあるのですが、たまには違う面から端末を捉えてみるのも面白いかなと思います。