クイーンズ大学の研究室が、端末を曲げることで操作ができるスマートフォンReFlexを発表しました。
電子書籍の黎明期、アプリによってはフリックによるページめくりのアニメーションを追求していたりするものもありましたが、最近はそれよりも速度優先になってきた感があります。そんな中にあって、今回のReFlexは端末を曲げることで、本をパラパラとめくるあの感覚と再現することができます。
本体の裏側に曲げセンサと感覚フィードバックを備えており、本をめくるというアクション以外にもゲームなどにも応用可能です。
また、端末自体はAndroid 4.4を搭載したスマートフォンで、電話もかけられます。
もちろんまだプロトタイプではありますが、研究チームによると、「5年以内に商業利用が可能になるだろう」ということです。
スマートフォンにこの機能が必要か?と問われると、無くてもいいかなという気になりますが、電子書籍リーダに搭載するのはかなり面白そうです。電子書籍ならサムネイルの一覧表示をすれば希望のページをすぐに見つけられはしそうですが、やっぱりパラパラめくるっていうのがいいですよね。懐古主義かもしれないけど。パラパラマンガもデジタル時代に生き残れるかもしれないし。