鍵などにBluetoothタグを装着してスマートフォンから探せるようになるというWistikiがクラウドファンディングサービスMotion Galleryで出資募集を行っています。この手のソリューションは昔からいろいろと出ていますが、Wistikiはこれまでになかったデザイン性が魅力の一つでです。もちろん機能的にもいくつかの特徴を備えています。
Wistikiのニューモデル
実はWistiki自体はすでに販売されていたりするのですが、今回キャンペーンを行っているのはそれの2016年モデルとなります。海外向けにはIndiegogoでもキャンペーン中(日本からも出資OK)で、開発のためではなくPre-Order的な位置づけみたいですね。
デザインがかなり変わって今までにない、おしゃれな感じになっています。
利用シーンに応じた3タイプ
Wistikiには利用シーンに合わせて3つのタイプが用意されています。
一般的な形状のVoilà!(ヴォワラ!)
これは一般的な形状のBluetoothタグですね。キーホルダーとして鍵などに着けておける形状です。
ペットの首輪に向いたahā!(アッハ!)
こちらも一般的な形状ですが、Voilà!よりも少しコロンとした形状で、ペットの首輪に着けたりすることを想定しているようです。
財布に入るカード型のhopla!(ホップラ!)
これは今までになかった形状ですね。厚さ3mmのカードタイプでクレジットカードよりも横幅が若干小さく、財布にも入れておくことが出来ます。
基本仕様
Wistikiは上記3タイプ、それぞれに4色のカラーバリエーションがあり、またそのすべてが防水対応となっています(IP規格でどの程度かは不明ですが、野外での利用も想定されているのでIPX5~6くらいかな?)。電池寿命はボタン電池(CR2032)1個で約3年ということです。
主な機能
主な機能としては下記の6つがあります。
- 呼び出し音:基本的な使い方ですね。スマートフォンからの操作で音を鳴らします。
- 距離センサー:Wistikiとの距離(Bluetooth受信感度による大まかな方向?)をスマートフォンに表示できます。
- GPS:GPSを利用してWistikiが最後にスマートフォンと通信した場所を確認できます。鍵を無くした場合などには、「どこら辺まではあった」というのが把握できますね。リアルタイムな場所表示ではないので注意。
- 逆発信:Wistikiのボタンを押すことで、スマートフォンを鳴らすことが出来る機能です。
- 電子リード:Bluetooth接続がきれると、置き忘れ防止のためにスマートフォン上にアラートを出す機能です。
- 逆電子リード:上記とは逆に、Wistikiに近づき、Bluetooth接続が行われるとアラートを出します。「この近くにある」というのを知らせる機能です。
1つ3,900円から
出資額はそれぞれ1つ3,900円となっており、2個セットや3個セットなども用意されています。出荷予定はVoilà!のみ5月で残り2つは12月の予定です。
カード型のhopla!気になる
正直なところデザイン面以外ではこれといって目新しさを感じなかったのですが、カード型のhopla!だけはこれまでにない感じでちょっと気になっています。hopla!を入れた財布をズボンの後ろポケットに入れたまま座っても大丈夫だろうか?など心配な点もあるのですが、これは欲しいかも。
(source motion gallery)