そんなわけで、約2時間で「手帳ブログ」のススメを読み終えました。見た目は堅そうな感じですが、各セクション毎に4コマ漫画があったりして気軽に読める内容になっています。
「手帳ブログ」という名前の由来は、文字通りブログを手帳のように活用したい、という思いから来ています。手帳は (中略) 単に予定を管理するためだけにとどまらず、タスクリストや備忘録として、あるいは日記としてその用途は拡大し続けています。達成したい目標やかなえたい夢を手帳に書きつけておき、折に触れて読み返すことで自身を奮い立たせるという使い方もあるでしょう。
(中略)
本書は、これからブログを始めようと思っていらっしゃる方、あるいは始めてみたものの長続きがしなかったという方のために、ブログをもっと手帳的に活用するためのアイデアやヒントを提供する目的で書かれています。
前書きからの引用です。本の内容がとてもよく表されていると思います。この前書きにもありますが、「手帳的」と言われると、スケジュールを書いてタスクリストを作って・・・っと悪く言えば堅苦しい感じがしますが、この本ではそういった事務的な意味での「手帳的」ではなく、記録としての「手帳」に着目しています。日々の出来事や思ったことを記録し、それを読み返し、行動に移し、それを習慣にするというサイクルを手帳の代わりにブログで実践しようという内容です。
何にしても、ブログが長続きしなければ何も始まらない(もっと言えば書き始めなければ始まらない)わけですから、ブログの書き方、長く続けるコツというのも要点を絞って分かりやすく書かれています。そうして書き続けていった内容からどうやって新しい発想・可能性を見つけ出し実践していけばよいのか、またそれらの流れをどうやって習慣化していけばいいのかがパート毎に解説されています。特に、これからブログを始めようという方には、章立てが「1日目」「~1週間」「~2週間」「~1ヶ月」「~3ヶ月」「~半年後」っというように順を追って書かれているのでブログの教科書的にも使えるのではないかと思います。
私自身、このサイトは2005年の8月から続けていますが、それ以前のサイトも含めれば既に8年近くネットで何かを書き散らしていることになります。しかし、書いたことを読み返すことはあってもその中から何かを見出すということをしていなかったですし、そのような意識で書いてもいませんでした。今思えばとてももったいないことをしていたのではと感じます。これからはもっと「手帳的」にブログを活用していきたいと思います。