自助論読み終わりました。
いわゆる自己啓発本です。原著は1858年に出版されていますが、内容的には現在読んでもまったく古くは感じません。自助の精神、人格、礼節、努力の大切さについて、これでもかというほど過去の偉人の事例を紹介しながら解説しています。ただし、そのすべてが完全に精神論に終始しているため、私のように精神論が嫌いなひねくれ者には受け入れがたい内容かもしれません(ちなみに私は精神論は嫌いですが、否定するつもりはありません。念のため)。
ただ、150年近く読み継がれてきているということは、多くの人がこの本に書かれていることの大切さに気づきつつ、こうありたいと思っているということではないでしょうか?それが実践できるかどうかは別ですが・・・。なんにしろ、1度は読んでみる価値のある本だと思います。