熊とワルツをを読み終わりました。ちょっと長めの5時間程。
リスクと利益は切っても切れない関係にある。プロジェクトがリスクだらけということは、海図のない水域に乗り出すということだ。自分の能力を伸ばす機会であり、みごとにやってのければ、ライバルは地団太を踏むだろう。ライバルが手も足も出ないほど能力を伸ばすことができれば大成功だ。競争で優位に立てるし、市場にふたつとないブランドを築ける。
プロジェクトにおけるリスクとどう付き合っていくか。その考え方を分かりやすく説いた本です。リスクを回避するのではなく、起こりえる事として受け入れることで事前に備えをしておきましょうってことですね。
内容的には実践というより理論的な部分が大半なので、難しく感じるかもしれません。ただリスク管理の考え方については一通り学べるのではないかと思います。
プロジェクト管理に携わる人、またプロジェクトの一員として働いている人にも読んで欲しいと思います。