夢をかなえる9マス日記を読み終わりました。約1時間弱(かなり読み飛ばしましたが……)。
内容的には3×3の9マスに日記を書きましょう、日記は朝書いた方がよいというところです。9マスで書くというのは、他にもマンダラートとかが有名です。本書には実際の書き方や、9マス日記を付けている人たちの実際の日記の内容なども紹介されていて9マス日記についてよくわかる内容となっています。
ただし、前半は筆者が販売している9マス手帳や同じく販売している9マス日記をエクセルで作成するツールの紹介に費やされています。また、9マス日記の良さをアピールするために非常に抽象的な表現が多用され、更には「大宇宙からの幸せ通信チャンネルに~」とか書かれているので読む人によっては敬遠したくなるかもしれません(少なくとも私はこういう表現が苦手です。若干宗教染みた気がします……)。
そういった部分を差し引いて読む必要があるかもしれません(故に、私はかなりの部分を読み飛ばしました)が、9マス日記の仕組みというか考え方自体は理にかなったものかもしれないと感じています(予めマスで区切られていると、自然と埋めたくなるという心理が働くそうです。これはあるかもしれないと思いました)。
9マス日記について、基本的な書き方などを知りたい人には勧められるかもしれませんが、もっと論理的な解説を求めている人は他の本をあたった方がよいと思います。