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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 777
  • 発売日: 2007/05/18
  • おすすめ度 4.0

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)を読み終わりました。約3時間。

生命とは何か――この問いに対して、本書の中で筆者は、「生命とは動的平衡にある流れである」と定義しています。

なんてことを書いていると、哲学的な難しい本なのかと思われるかも知れませんが、実際には哲学的というよりももっと(かなり)生物学的、それも分子生物学というDNAとかを扱う分野の話がメインです。DNAの2重螺旋構造が発見された経緯、そこにあったかもしれない不正行為、DNAはなぜ2重螺旋なのか、ウィルスは生命体なのか、なぜ原子は小さいのか……というようなことです。

普通、この手の本はとても難解なことが多いのですが、本書は著者の研究生活を振り返りながら綴られており、小説を読んでいるような感じで読み進めることができました。確かにところどころ専門的で難しい部分もありますが、そういう部分は読み飛ばしてしまっても問題なさそうです。

ガジェットなど好きなことをブログやWEBメディアなどに書いて生きています。ライター仕事は常に募集中

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