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Microsoftは9月7日、Windows 10/11向けのユーティリティーツール群「PowerToys」の最新版0.62.0をリリースしました。このバージョンでは、「スクリーンルーラー」「Quick Accent」「Text Extractor」の3つの新機能が追加されています。
まずスクリーンルーラーですが、名前の通りに画面上の任意の箇所の長さをピクセル単位で計測できるというもの。「Win + Shift + M」でツールバーが起動します。矩形で縦横のサイズを確認できるほか、エッジ検出技術により水平と垂直の計測も可能です。
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Quick Accentは、「À」「À」「Ä」「Æ」などのアクセント記号付き文字を簡単に入力できるようにするというもの。あまり利用する機会はない気がしますが、覚えておくと何かの役に立つかもしれません。
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Text Extractorは、選択した領域内に含まれる文字を認識してクリップボードにコピーできるというOCR機能。
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Chromeブラウザ上であれば、Googleレンズで同様のことができますが、ブラウザ以外の場所でも利用できるのが便利なところです。ただ、現状では精度がイマイチなのと、貼り付けたとき文字間にスペースが入ってしまい、使い勝手は今一つ。今後のアップデートに期待したいところです。
Source: Microsoft(GitHub)