MMD研究所が、スマートフォン決済についての調査報告を発表しています。QRコード決済(PayPayや楽天ペイなど)、非接触決済(SuicaやiDなど)の2つの報告に分かれていますが、調査期間や母数、回答者の属性が一致しており、調査自体は同時に行われた様子。2つの調査を見てみると、スマートフォン決済ではQRコードが主流になっている様子が伺えます。
調査によると、普段の支払いでスマートフォン決済(QRコード、タッチ決済)を利用しているのは52.1%(母数4万5000人)。
また、QRコード決済を現在利用しているのは35.3%という結果。
対して、非接触決済(タッチ決済)を利用しているのは8.8%にとどまります。利用したことがない、まったく知らないという人らもQRコード決済よりも多く、認知すらされていない様子です。
ちなみに、最も利用されているQRコード決済はPayPay、次いでd払い、楽天ペイという結果。タッチ決済はiD、モバイルSuica、楽天Edyとなっています。
個人的は予想では、タッチ決済(SuicaやiD)が主流で、QRコード決済はさほど多くはないのでは(私自身、使ったことがありません……)と思っていたのですが、まったく逆の結果となっているのが驚きです。これなら、端末メーカーもFeliCaにこだわる必要はないのかもしれません。