スマートロックのQrioが、新製品Qrio Padを発表しました。公式ストアですでに予約を受け付けており、12月3日から順次発送。また、Amazonでは11月26日から販売するとのこと。
これまでのQrio Lockは、スマートフォンがあれば確かに便利ではあったものの、スマートフォンを持たない子供がいる場合には鍵がどうしても必要でした。また、Qrio自身、オートロックに対応していますが、ゴミ出し等、ちょっとした外出時にうっかり締め出されるのが怖くて、オートロックが使えないという人もいます。
そうした不便を解消するのがQrio Padで、ドアの外に設置することで、暗証番号によりQrio Lockを解錠可能に。また、別売りのQrio Cardでのタッチ解錠にも対応します。なお、設定できる暗証番号は1つだけですが、Qrio Cardは50枚まで登録できるとのこと。もちろん、Qrio Lock自体はこれまで通り、スマートフォンでの解錠も可能です。
Qrio Pad自体は両面テープでの貼り付けで、設置工事などは不要。Qrio LockとはBluetoothで通信します。
Qrio Lockはずっと気になっていたものの、「子供には鍵が必要」「スマートフォンを常に持ち歩かないと締め出される」という理由から、導入は見送っていました。しかし、Qrio Padがあるなら、そうした心配もなくなるので、心おきなく導入できそうです。
なお、Qrio Padのカラーは黒と茶の2種類。これにあわせて、Qrio Lockにも茶のカラーバリエーションが追加されます。このほか、ハンズフリー解錠に対応した新しいQrio Key Sも登場します。