Raspberry Piを使ったハンドヘルド端末を自作するYARH.IOプロジェクトが、新型となるYARH.IO Micro2を発表しました。
YARH.IOはRaspberry Pi 3B+を使ってハッカー向けのLinuxハンドヘル端末を作るというプロジェクト。2020年8月には、初代となるMK1を発表していましたが、わずか5か月後に第2世代が登場したことになります。
ベースはRaspberry Pi 3B+で、4インチのタッチスクリーンを搭載。Bluetoothキーボードを組み合わせ、自作筐体に押し込んでいます。なお、厚みを少なくするため、Raspberry Pi 3B+のRJ45コネクタを削除し、2段重ねのUSBを1段に置き換えるなどボードそのものに手を加えています。
サイズは116x123x27mmで、利用したすべてのパーツリストが公開されており、個別に購入も可能。筐体などのパーツは3Dプリンタで作成されており、こちらのデータも公開されています。つまり、頑張れば同じものを自作できるわけです。
そんな自作をするスキル、あるいは時間がないという人は、公式サイトから629.99ドルで購入も可能です。
この手のものは自分で弄り倒して作ってみるのが面白そうではありますが、手っ取り早く手に入れたいなら購入してしまうのもありかもしれません。
via: liliputing
source: YARH.IO