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Razerが、スマートグラス「Razer Anzu」を発表しました。日本での価格は2万4880円。
スマートグラスといっても、何かしらの映像が映るわけではなく、ツルの部分にスピーカーが入ったオープンイヤーオーディオグラスが正しい表現でしょう。ようするにBOSEフレームやEchoフレームのRazer版です。
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スピーカーのほか、マイクも搭載しており、通話に利用可能。音声アシスタントにも対応しており、側面のタッチコントロールから起動が可能です。
レンズ部分は標準でブルーライトカットレンズ(35%カット)とUVカットレンズ(99%カット)が付属。残念ながら度付きレンズの設定はありません。米国ではLensableと提携し、度付きレンズの購入が可能ということなので、日本でもJINSなどと提携して欲しいところです。
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形状は丸形と角形の2種類。それぞれ、SMとLの2サイズが用意されています。
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メガネユーザーからすると、わざわざメガネ型にしないでスピーカー部分だけ既存のメガに取り付けられるようにして欲しいと思ってしまいますが、Razerとしては、ゲーム画面からの目の保護という意味合いもあるかもしれません。
ちなみに、メガネ部分が不要なら、Mu6 Ringなどオープンイヤー型のヘッドホンがかなり目的にあった製品ではないかと思います。
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ところでAnzuという名称、「杏」かとも思いましたが、RazerはKraken(クラーケン)やViper(ヴァイパー)、Naga(ナーガ)など、モンスター・神話系の名称を付けることが多いので、Anzuもメソポタミア神話のAnzuなのでしょう、きっと。予想外に杏なのかもしれないけど。
Source: Razer