2019年10月に発見されていた、Android標準のメッセージアプリを利用し、キャリアが対応していなくともRCSを使えるようにしてしまう裏技がとうとう塞がれてしまうです。
RCSはSMSに代わる次世代メッセージサービスで、日本では「+メッセージ」として3大キャリアが提供しています。しかし、それ以外のMVNOなどでは利用できず、送信相手も+メッセージを利用している必要があるなど、いまのところ使い勝手がいいものではありません。
この事情は日本以外でも同じなのですが、米国、英国などではGoogle自身がサポートすることで、キャリアに関係なく利用が可能となっています。
この仕組みを他の国でも利用可能にするのが、先に挙げた裏技なのですが、Googleはサポートフォーラムにて、米国、英国、フランス、メキシコ以外では2月末までに利用できなくすると宣言しました。
もともと正式な利用方法ではないので、いきなりシャットアウトしても良さそうなものですが、影響が大きいので事前予告という形をとったのでしょう。むしろ、発覚してすぐに塞がなかったのも意外ですが。
なお、Googleはできるだけ早く世界中の多くの地域で提供できるよう、作業を進めているとのことです。+メッセージとの互換はなくてもいいので、とりあえず日本でも早く使えるようにしてほしいところです。
(via Android Police)
(source Messege Help)