中国ZTE傘下、NubiaのサブブランドRedMagicから、5G対応のゲーミングフォンRedMagic 5Gが登場しました。
ディスプレイは6.65インチのAMOLEDで解像度は2340×1080。最近のハイエンドにしては解像度が低めな気もしますが、リフレッシュレートは144Hzとハイスペック。タッチサンプリングレートは240Hz対応、輝度はMax600nits、明るさも4096段階で調整可能など、ある意味ゲーミングに全振りしたような仕様となっています。
もちろん、前モデルから引き続き、冷却のための物理ファンをスマートフォン内部に搭載します。
最大1万6000RPMで最大空気量も30%増加したとのこと。小さいファンなので音が気になるところですが、それに負けないオーディオシステムも搭載。具体的に何がどうすごいのかよくわからないのですが、デュアルステレオスピーカーに7.1chサラウンドなどにも対応するようです。
ゲーミングスマートフォンらしく、側面にタッチセンサーのショルダーボタンも搭載します。
背面カメラは64MPのメインカメラに8MPの超広角、2MPのマクロという構成。ある程度の性能はあるはずですが、正直なところカメラ性能を求める端末ではないでしょう。
そのほかの仕様としては、Snapdragon 865にRAMは8GB/12GB、ストレージ128GB/256GB。バッテリー容量は4500mAhで18Wの急速充電に対応。別売りのPDチャージャーを利用すれば、55W急速充電も行えるとのこと。
なお、対応周波数は下記の通り。
- 5G: NR n41/n78
- TD-LTE B34/B38/39/40/41
- FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20/B12/B17/B18/B19/B26
価格は、8GB+128GBが579ドル(約6万2000円)、12GB+256GBが649ドル(約7万円)。送料無料で日本への発送にも対応しています。
この価格でSnapdragon 865の5G端末が購入できるのは、かなり魅力的です。ZTE、日本でもぼちぼちと端末展開に力を入れ始めているようなので、NubiaやRedMagicの投入も期待したいところです。
(source RedMagic)