次期Android、「P」のベータ版が配信開始されました。3月のDeveloper Preview 1(DP1)では対象端末はPixelシリーズのみでしたが、今回は「Nokia 7 Plus」「VIVO X21」「OnePlus 6」「Xiaomi Mi Mix 2S」「Xperia XZ2」「Essential Phone PH‑1」「Oppo R15 Pro」へもインストールが可能に。とくにEssential Phoneは技適も通っており、開発機不在が嘆かれていた日本の開発者にとっては福音かもしれません。
ところで、今回のベータ版、公式も「ベータ」とだけ呼ばれており、DP2の名称は使われていません。デベロッパーサイトをみてもまだDP1のままですし(これは更新が遅れているだけかもしれませんが)。
時期的にはDP2で間違いないと思いますが、ちょっとモヤっとしています。
とりあえずEssential PhoneとPixel 2 XLにインストールしてみたところ、Essential Phoneのビルド番号は「PPR1.180412.048」、Pixel 2 XLは「PPP2.180412.013」となっていました。
そんなAndroid P ベータですが、一番の変化点はホームボタン。タスク切換えが右スライド、もしくは上に少しだけスワイプする形になりました。戻るボタンは必要な場合(アプリを起動しているときとか)には表示されます。
タスクの切り替えが実に「直感的ではなく」とてもやりづらい。特に上に少しだけスワイプの加減が難しく、やりすぎるとアプリドロワーになってしまいますし、かなり気を使います。これはそのうち慣れるのだろうか?
ちなみに、設定で従来スタイルに戻すことも可能です。
この変更、ナビバーの表示エリアを狭くする目的なのかも……とか思っていたのですが、サイズはまったく変わっていませんでした。
そんな感じのAndroid Pですが、ベータ版だけあってまだ機能していないものも多く(というかGoogle I/Oで発表された機能の3分の2くらいはまだ未実装な気がします)、まだまだこれからといったところです。