会社を辞めてから、特に予定がない場合はほとんどの時間を机に向かって過ごしているのですが、さすがに最近目の疲れが気になりだしてきました。
昼間はまだいいのですが、特に夜が顕著でディスプレイを見ながら手元のスマートフォンも弄って・・・とやっているとだんだんと焦点が合わなくなってきます。
そんなことを気にしていたら、タイミングよくBenQから目の健康を考えた「WiT Eye-care」というデスクライトをお借りできたので一週間ほど試用しているのですが、これは目の負担が気になっている人にはかなりおススメです。
目の健康に配慮した「BenQ WiT Eye-care」
独特な形状のLEDライト
このWiT、非常に変わった形をしていますが、この形状にももちろん意味があります。
あとで紹介しますが、この独特な形が広範囲を照らすのに必要なのですね。
裏面はすべてLED。2色のLEDの組み合わせで調光・調色を行います。
スイッチ類は上部にあるツマミとタッチセンサになっているシルバーのリングの2つです。
シルバーのリングは電源ボタンになっており、軽くタッチすると電源の入り切りができます。
重く安定するベース
スタンドのほか、机に固定するためのクランプも付属していました。
机上が狭い場合にはクランプのほうが良さそうです。
なお、スタンドはこれだけで3Kg以上の重さがあり、ライトを片手で動かしてもびくともしません。
一般的なLEDライトとの比較
WiTは湾曲した独特な形状のため、一般的なデスクライトに比べて広い範囲に光が届きます。照明範囲は90cmということです。
一般的な照明ではこの範囲が60cmとのことなので、150%広く照らせるということですね。
せっかくなので、普段使っていたLEDのデスクライトと明るさ具合を比較してみました。
まずいつも使っているLEDライト。
次にWiT。壁に映った影をみるとより広く光が届いているのがわかります。
机の左手前も明るくなっており、机全体が照らされていますね。
また、WiTは単に広い範囲に届くというだけではなく、LEDライトの両端は明るく、中央をやや抑え気味にするという工夫も行われています。
こうすることで、これによりまぶしさを抑えて目を疲れにくくしているそうです。
先ほどのWiTでないほうのLEDライトは、それ単体で見たときはさほど気になりませんでしたが、WiTと比べてみると、中央部分だけ光が強くスポットライトのようになっている感じがします。
調光・調色機能
WiTは明るさを変える調光と色温度を変える調色に対応しており、どちらも上部にあるツマミを使います。
ツマミを押すと調光・調色が切り替わり、左右に回して明るさや色温度を調整します。
色温度は2700K(暖色系)~5700K(寒色系)の間で調整可能です。
調整はシームレスなわけではなく、調色は13段階、調光は22段階のステップ式になっています。
自動で調整するアイケアモード
電源スイッチにもなっているシルバーのリングを2秒長押しすると、周囲の明るさに応じて自動的に調光・調色を行うアイケアモードになります。
アイケアモード中はリングの根元にあるインジケータが光ります。
LEDの根元部分にあるのがアイケアセンサー。
ここで周囲の明るさを感知します。
なお、自動調整はシルバーリングを2秒押しした場合のみ働きます。
なので、カーテンを閉めたり、部屋の照明を点けり消したりで明るさが変わったときは再度長押しをする必要があります。
目に優しいフリッカーフリー
蛍光灯の照明では、明かりが細かくチラチラと明暗するフリッカーが発生するのはよく知られていますが、この現象は一部のLED照明でも起こります。
LEDは寿命を延ばしたり、電気代を抑えるために高速での点滅を繰り返しているのですが、通常は人間の目では視認できないレベルです。
ただ、照明器具によってはこれが見えてしまったり、見えないまでもフリッカーによって目が疲れやすくなったりするそうです。
これに対しWiTでは、BenQが液晶ディスプレイで培った、チラつきが発生しないフリッカーフリー機能を搭載しており、長時間の使用でも疲れにくく、集中力が持続するということです。
余談になりますが、LEDの信号機をデジカメで撮影しようとすると信号の色が映らなかったりすることがあるのは、このフリッカーのためですね。
子供の勉強机には理想的かも
しばらく使っているのですが、視界に入る範囲で明るさの差が少なく、目は格段に疲れにくくなりました。
個別に調光・調色が行えるほか、アイケアモードで目にも優しいですし、フリッカーフリーでチラツキもありません。
これって、実は子供の勉強机に置くスタンドとしては理想的なんじゃないかという気がします。
先日、家電量販店に行く機会があったのでLEDデスクライトのコーナーを見てみたのですが、調光は出来ても調色ができる機種は店頭にはありませんでした。
またほぼすべての機種で、細かい字でもくっきり見える!というように明るさだけをアピールしており、目の疲れなどに配慮した製品も見当たりませんでした。
最近の子供はただでさえゲームやタブレット、スマートフォンなどで目を酷使しているので、WiTのようのな目に配慮した製品がもっと増えてほしいなぁっと3児の父としては思った次第です。
⇒ BenQ WiT Eye-careデスクライト製品ページ
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