以前にKickstarterで出資していたBlind Engineが届きました。何者かというと、ブラインドの開け閉めをスマートフォンのアプリやAlexa経由で行えるというもの。
セットアップは数分で完了
付属品は本体のほか、ブラインドの紐に合わせて2種類のギア、ACアダプタ、取り付け用の両面テープとねじです。
本体サイズはそこそこ大きく、長さ127mm、幅52㎜、厚みが48mmほど。
マニュアルと呼べるものは付属しておらず、専用アプリ(Android, iOS)でセットアップを進めると、ハードウェア的な設置についても解説が表示されます。なお、この部分はWEB上でも確認可能。
あとはアプリの指示に従って、WiFiの設定、ブラインドを一番上まで上げた位置、下まで下ろした位置を指定すればを行えば準備完了です。
ACアダプタが邪魔
Blind EngineはACアダプタが必須なので、設置場所近くにコンセントが必要です。電池やバッテリでの動作を期待したいところなのですが、ブラインドの操作には強力なモーターが必要で、いまのところAC以外での動作は行えないとのこと。
たしかにブラインドの操作は結構力がいるので、仕方がないところですね。
基本的にはアプリから操作。タイマーによる自動運転も可能
基本的な使い方は、アプリ上からの操作によるブラインドの上げ下げ。初期設定時に上位置、下位置を指定しているので、ボタンを一回押すだけで自動でストップします。
また、時間に合わせてブラインド上げ下げするタイマー設定も可能。毎日18時になったらブラインドを下げる、朝6時にブラインド上げるといった感じです。曜日に応じて時間を変えることもできます。
もう一つ、位置情報に応じた設定もあります。指定した場所(通常は自宅になると思いますが)に来たらブラインドを上げる、離れたら下げるといったことができます。
とりあえず使って見た様子は下記。ちなみにブラインドというかロールスクリーンはIKEAで購入したものです。
アプリとBlind Engineが直接通信しているわけではなく、サーバーを経由しているとのことで、反応するまでに若干のタイムラグがあります。ほとんど気にはなりませんけど。
AIアシスタント連携はまだこれから
Bruntの製品はBlind Engineだけではなく、ほかにもPowerStationや電源アダプタなどがありますが、それらはAlexaのSkillに対応しており、音声で操作が可能です。ただし、英語とドイツ語のみ。残念ながらこのSkillは日本では利用できません。
ただGoogleアシスタントやIFTTT連携も開発中とのこと。これらが出そろってからが本番でしょうかね。IFTTTと連携できれば、部屋の電気を点けたタイミングでブラインドを下ろすなんてことも出来そうです。
とはいえ、そうそう頻繁に上げ下げするものでもないので、タイマー設定だけで問題ない気もしています。
なお、Kickstarterでのキャンペーンは終わっていますが、現在はIndiegogoで先行予約を受け付け中です。出荷は2月の予定。