来週にも発表されるという噂のGoogle製スタンドアロンVRゴーグル Android VR。そうなると「Cardboardの運命やいかに!?」という気にもなるのですが、おそらくはそのまま生き残るのでしょう。ひょっとしらた、Android VRとは別にCardboard V3が発表されたりするかもしれません。
そんなわけで、これまでレビューしてきたCardboardタイプのVRゴーグルをまとめてみました。
CardboardタイプVRゴーグルのレビューまとめ
Cardboard V2
初代のマグネットスイッチの代わりにディスプレイをタッチできるギミックが付いたV2モデル。操作性が抜群です。
みるボックスタッチ
導電性インクで印刷されたシートを使って、タッチ操作のほか、スワイプなども行えます。ただ、Cardboard対応アプリはタッチ以外の操作はないはずなので使いどころが難しいかも。
SoundSoul G3
スマートフォンのホールド性は抜群なSoundSoul G3。顔に当たる部分がゴム製でメガネをしたままだとちょっと辛い。
HOMiDO mini
簡易的なVRゴーグルですが、意外と没入感は得られます。ただ手で支えるのが必須なので映画などには向かないですね。
HABOR 3D VRメガネ
スマートフォンのホールド性ではSoundSoul G3に劣りますが、顔に当たる部分がフェイクレザーになっており、装着感がいいです。
初代Cardboard
Googleが公開している設計図を基に作った初代のCardboard。こんなのでも十分だったりするのがCardboardのいいところです。
CardboardタイプのVRゴーグル調整方法
CardboardタイプのVRゴーグルはそれぞれにレンズ間の距離やスマートフォンの画面との距離などが異なっているため、Cardboardアプリ側で微調整が必要になります。しかし、Cardboardアプリの調整機能はユーザが調整できるようにはなっていません。
どうするのかというと、それぞれのVRゴーグルに記載されているQRコードを読み込むことで設定値を変更します。
しかしこのQRコードがないVRゴーグルも存在します(Cardboard互換という意味では本来はNGな気がします)。そんな場合は自分でQRコードを作ることが可能です。といっても難しいことはなく、Googleが公式に対応サービスを公開しています。
このサイトをPCで表示し、Cardboardを利用するスマートフォンでサイト内に記載されているURLを表示すると、スマートフォン側はVRの調整用の画面になります。
その状態で利用するVRゴーグルに装着して、PC側でパラメータを微調整すると、それが即時にスマートフォン側に反映します。スマートフォン側の表示が最適になったところで「Generate Profile」を押すとQRコードが生成されます。
言葉で書くと難しそうですが、やっていると割とあっさりできるのでチャレンジしてみてください。生成したQRコードが画像で保存しておくと再利用ができるので便利です。