アウトドア アンバサダープログラムの催しで、カシオのAndroid Wearスマートウォッチ、PRO TREK Smart「WSD-F20」の体験イベントに参加してきました。
この手のイベントだと、いつもはギークな層が集まったりするのですが、WSD-F20はアウトドア向けスマートウォッチということで、参加者はスキーやスノボー、登山、釣り、ゴルフ、サイクリングなどのアウトドアは人たちがメイン。普段とはちょっと違った雰囲気のイベントになっていました。
企画・開発者のアウトドア経験が活かされたスマートウォッチ
イベントは商品企画を行った岡田さんのプレゼンでスタート。この手のデバイスはどうしても男性主導のイメージがありますが、岡田さんは女性の方。ちょっと意外なんていうことを書くと性差別を言われそうですが……。
もともとはガジェット好きのインドア派だったそうですが、5年前から登山を始めたとのことで、その経験がWSD-F20にも活きているようです。
GPSとオフライン地図が特徴
そんなWSD-F20ですが、目玉機能として挙げられていたのはGPSとオフライン地図。
前モデルとなるWSD-F10ではGPSは搭載しておらず、連携しているスマートフォンのGPS機能に頼っていたのですが、WSD-F20では、スマートフォンが圏外の場所でも単体で地図表示、そして現在地の確認が行えるようGPSを搭載。
地図をスマートウォッチ側にダウンロードしておくことで、登山などスマートフォンが圏外の場所でも現在地をすぐに把握できるようになったとのこと。
GPSを搭載し、測位の精度を上げると電池持ちが悪くなるのが普通ですが、カシオではこの2つを両立させているとのこと。
その開発には相当に苦労があったそうです。詳しくは、公式サイトで公開されている開発ストーリーをどうぞ。
当然のタフネス仕様、MIL規格に準拠
WSD-F20はアウトドア向けのスマートウォッチ、かつG-SHOKやG’Z Oneなどタフネス端末を手掛けるカシオだけに、当然のようにMIL規格に準拠。5気圧防水で水泳で使っても問題ないそうです。
また耐寒性能も備えており雪山でも安心して使えます。
ストレージは4GB?
心拍モニタこそ非搭載ですが、Android Wearとしての基本性能は一通り備えており、Bluetoothヘッドフォンとペアリングして単体での音楽再生も可能です。ただ、ちょっと意外だったのですが、内蔵ストレージの容量は非公開。
一応、音楽を入れる場合には、CDアルバム10枚分程度という説明をしているとのことなので、おおよそ4GB~5GB程度なのでしょう。
3か月間モニターします
そんなWSD-F20、モニターとして3か月ほどお借りすることができました。しばらくは使い倒してみたいと思います。
基本的にサイクリングなどで使うことになると思いますが、一度くらいは高尾山にでも行ってみるつもりです。