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豪華な夜行バス、ドリームルリエ号は本当に快適? 東京から大阪まで乗ってみました

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先日の土曜日、朝一で大阪に行く用事があったのですが、前日に虎ノ門でDELLアンバサダーの1周年記念パーティーがあり、前泊は不可。始発の新幹線でもギリギリ間に合いそうでしたが、一旦家に帰っても寝る時間が3時間くらいになりそうだったので、前から気になっていた豪華な夜行バス「ドリームルリエ」に乗ってみました。

結論から言うと、高速バスにしてはそこそこ快適。ただ、のぞみ1号で間に合うならそちらのほうがおススメ、のぞみ1号では間に合わないなら使うのもありといったところでしょうか。単に寝る時間がなさそうというなら東京駅周辺のカプセルなりネットカフェに泊まったほうが快適かも。

ドリームルリエ アドバンスクラスに乗車

ドリームルリエは東京駅八重洲口の高速バス乗り場、新宿南口のバスタ新宿から乗車できます。今回は東京駅から乗車。深夜でも結構な人がいますが、周辺の飲食店は遅くても22時には閉店してしまうところがほとんどなので注意してください。駅構内にマクドナルドがありますが大混雑。コンビニは高速バス切符売り場にキオスク的な売店があるほか、地下街にセブンイレブンがあります。

▲電光掲示板があるので乗り場を事前にチェック

ドリームルリエには2列シートのプレシャスクラスと3列シートのアドバンスクラスがありますが、乗車したのはアドバンスクラス。アドバンスクラスは1列+2列になっており、今回はアドバンスクラス2列シートの一番前(プレシャスクラスの後ろ)通路側です。

座席の幅は新幹線よりもちょっと広いかなという感じ(シート幅46.5cm)。ただ足元は非常に広く、足を延ばしても余裕でした。シート自体も最大148度まで倒すことが可能。かなりフラットに近い感じです。

ただ、今回はプレシャスクラスのすぐ後ろだったため気になりませんでしたが、アドバンスクラスでは前後のシートがカーテンで仕切られており、シートを倒すと、後ろの席はかなり圧迫されるようです。

2列シートの場合、個室感はない

2列シートの場合、隣とは仕切り板がありますが、完全に仕切られているわけではありません。シートを倒してしまうとほぼ気になりませんが、窓側の人がトイレなどに行く場合には通路側の人をまたいでいく必要があります。

友人同士やカップルで2列を使うなら全く問題ないでしょうけど、トイレが近い人は通路側を選んだほうが気楽でいいと思います。

▲通路側にはカーテン

ちなみに各座席には、iPad mini4が備え付けられており、abema TVなどを視聴可能です。

各席にコンセントもあります。出来たらUSBポートも欲しいところですね。

なお、イヤホンも備え付けられているとのことでしたが見つけられず、家に帰ってスリッパの入った袋を開けたら、一緒に入っていました(この袋は持ち帰ってよいとのアナウンスがありました)。

休憩のたびに起きる覚悟が必要かも

休憩は途中で2回。1時過ぎに足柄SAと5時半ころにもう1か所(名称失念……)。それぞれ20分の停車時間でした。

社内の予備灯が付き、かなりしっかりしたアナウンスが入るので、多くの人が目を覚ましてしまうのではないかと思います。休憩は無視して熟睡したい人はアイマスクや耳栓があったほうがいいと思います。

▲発車時刻はフロントに掲示されていました

時間が許せば新幹線のほうがはるかに快適

東京駅を23時10分に出発して、大阪駅到着は定刻通り7時50分。のぞみ1号では新大阪8時22分着なので、この30分が重要という人には便利かもしれません。バスなのでかならずこの時間に付く保証はありませんけど。

プレシャスクラスならもう少し違った感想になるかもしれませんが、時間が許すならのぞみ1号のほうがはるかに快適でしょう。料金自体も3000円程度しか変わりません。

ただ、のぞみ1号に乗るためには睡眠時間を削らなければいけない、どんなにうるさくても熟睡できる自信があるという人なら選択肢としてはありでしょう。

最後に、使ってみてどの程度の快適だったかというと、家で熟睡した場合を10とするなら、5~6くらいといったところ。デビュー時は走るホテルとか言われていましたが、そこまで快適でもないかなぁという印象です。

でもチャンスがあればプレシャスクラスにも乗ってみたいですね。4席しかないので予約が難しいかもしれませんが。

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