7月26日に発売となったディスプレイ付きのEchoデバイス、Echo Spotを購入してみました。
置き時計のようなかわいいデザイン
とりあえず外観ですが、2.5インチのディスプレイが直径10cmの球体に搭載されている、という表現が正確ではないかと思います。
手に持つと下記のような感じ。
背面にACポートと3.5mmジャックがあります。電源は残念ながらmicroUSBではなく丸型アダプタ。Echoと同じものだと思います。
なお、セットアップ時にはこのディスプレイを使ってアカウントの設定やWi-Fi設定を行うのですが、そこは他のEchoと同じくスマートフォンのアプリを使うのではダメだったのだろうか。意外にも打ち難くはないけど。
ディスプレイ特有の機能も搭載
肝心の機能ですが、Echo、Echo Dotで出来ることは一通り対応します。それに加えて、ディスプレイがあるだけに、天気予報なども画面に表示してくれます。
この表示、Fire HD8のShow Modeと同じもの。日本語対応しているならFire HDでも使わせてほしい……。
フラッシュニュースも映像付きで表示されます。
楽曲などは歌詞データがあるものは画面内に表示もしてくれます。
Echo Spotは画面が付いているものの、本質はスマートスピーカー。そして、その音質はかなり良好です。Echo Dotよりいいのは間違いないですが、ツイーターが大きいためか、Echoよりもよく聴こえます(Echoは0.6インチ、Echo Spotは0.8インチ。なお、ウーファーはSpotのほうが小さいです)。
また、これまでのEchoシリーズが対応していないイコライザー機能に標準対応。他のEchoシリーズも英語では音声によるイコライザ機能に対応しましたが、国内ではEcho Spotだけですね。
イコライザはスマートフォンのAlexaアプリから設定できるほか、Spot本体でも設定可能です。
Spotの設定画面は「設定を開いて」で開いてくれるほか、画面上部からのスワイプでもいけます。
なお、時計表示はスマートウォッチのウォッチフェイスのように変更が可能。好きな写真を背景に使うことも出来ます。
通話機能はしばらくお預け
全面にはカメラが付いていますが、残念ながら、日本ではまだAlexaデバイス同士の通話には対応しておらず、宝の持ち腐れ。家庭内通話用にと2台購入したのですが、活用するのはしばらくお預けとなるようです。
それでも時計表示ができますし、ベッドサイドに目覚まし代わりに置いて使うには最適なデバイスではないかと思います。好きな音楽でアラームを設定できるようにもなりましたし。
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