Androidの父、アンディ・ルービン氏が立ち上げたEssential。その最初の製品となるEssential Phone PH-1を購入してみました。
Androidの父が作ったEssential Phone PH-1
Essentialの公式サイトから購入。ただし日本への直送は行ってないので、米国の転送サービス(Spear-Net)を利用しました。本体は699ドル、日本への転送費用は送料込みで33ドルで732ドル(約7万9000円)。これに受け取り時に国内消費税3500円がかかりました。
米Amazonでも699ドル+日本への送料64.47ドルで販売しているので、似たようなものですね。
パッケージが豪華
まずパッケージ。最近の端末にしては大きめの箱です。
箱は引き出し式。ちょっとHUAWEIっぽい。
付属品はUSB Type-Cケーブル(両端ともTyep-C)、USB-3.5mm変換ジャック、USB-ACアダプタ。ちなみUSB-ACは27Wタイプ。PSEマークはありませんでした。
シンプルな外観のPH-1
外観はとてもシンプル。余計な凹凸はなく「The 板」という佇まいです。
背面にデュアルカメラと指紋センサ、そしてアクセサリ用のマグネット端子。こちらも出っ張りはありません。
正面向かって右側面に電源とボリューム。左側面には何もありません。
底面にUSB Type-CとSIMスロットがあります。SIMはシングル仕様。
ちなみにこのSIMスロットの中に認証関連のIDなどが描かれた紙が入っています。ちょっとXperiaっぽい。もちろん技適はありませんけど。
その昔、「立つ端末は(設計が)いい端末だ」と誰かが言っていた気がしますが、PH-1もちゃんと立ちます。
ディスプレイの凹みは気にならない、というかこれは全画面なのか?
Essentila Phoneと言えば、やっぱり気になるのはディスプレイの凹み部分。動画などを見るときに気になるのではないかと心配していたのですが、そんなことはまったくありませんでした。
なにしろ、凹み部分まで動画が表示されません。
シネスコサイズの動画でも表示エリアは凹みの手前まで(16:9のエリア)に設定されています。
これはベゼルレスの全画面ディスプレイと呼んでいいの?という感じです。ホーム画面の壁紙やGoogleフォトなどステータスバーを透過して表示するものはちゃんと凹み部分まで表示できますが、それ以外の通常のアプリでは表示ができないエリアになっているっぽいです。
質感はいいけど、いまのところそれ以上の驚きはない
チタン製の本体は質感もよく、程よい重さで安っぽさも感じません。
ただ、肝心の3方ベゼルレスが先に書いたとおり上部は実はベゼルあり状態なので、その点での驚きというか新鮮味がありません。いつもホーム画面を眺めているわけでもないし・・・。
とりあえずファーストインプレッションとしては上記のような感想です。搭載されているソフトなどの中身についてはまた別途。