SamsungがGalaxyシリーズ向けに海外でリリースしているキーボードカバー。最新のGalaxy S8 / S8+向けにもリリースされており、米Amazonで売っていたのでなんとなく購入してみました。
2パーツ構成のキーボードカバー
キーボードカバーは背面カバーとディスプレイ面から装着するキーボード部の2パーツ構成。
背面カバーを付けただけでは何も起きませんが、背面カバーを付けた状態でキーボード部をかぶせると、表示エリアが上に狭まり、BlackBerryのようなスタイルになります。
キーボードはクリック感もあり、なかなか打ちやすいです。
Galaxy S8 / S8+は画面が18.5:9と縦に長いこともあり、表示エリアが狭まっても狭いという感じはしません。なお、この状態でスクリーンショットを取ると、狭まった状態で撮影されます。
日本語入力は不可
あらかじめわかっていたことではあるのですが、日本語の入力はできません。キーボードカバーで利用できるのは標準Samsungキーボードのみですが、Samsungキーボードで日本語設定にしていると、キーボードカバーを被せたときに「対応していない」という無情な通知が行われます。
装着した状態でキーボード設定を見てみると、日本語はグレーアウトしています。ほかにも中国語も入力不可のようです。韓国のハングルは入力可能ですね。
画面をタッチしているわけではない?
このキーボードカバー、背面のカバーにNFCタグ(?)が入っているようで、それにより背面カバーが装着されているかどうかを認識しています。背面カバーを付けない状態で表のキーボードカバーを付けても無反応。また、背面カバーと本体の間に読み取り防止のカードを入れても反応しなくなります。
キーボードカバー、以前はカバーを被せると特殊なソフトキーボードが表示され、キーボードを押すことで裏が出っ張って画面をタッチ・・・と思っていたのですが(少なくとも、昔のキーボードカバーはそういう仕様だったはず)、今回のキーボードカバーはどうも違うっぽいのですよね。
キーボード押しても裏が出っ張らないし、他のソフトキーボードを表示した状態で思のカバーだけを被せても、下にあるソフトキーボードの入力も行えません。
表のカバーを被せたことを検知しているので、表側にも何かしらのセンサーが入っているのだと思いますが、キーを押すことで磁界が変化し、それを読み取るなどをしているのかもしれません。
分解して調べればもっとわかると思いますが、さすがにそこまではできないかな(金銭的に・・・)。
背面カバーだけ使うのもアリ
ちなみに背面カバーは通常のカバーとしても優秀です。薄型でS8 / S8+の外観を損ねることもないですし、シルキータッチの滑り止め加工になっておりとても持ちやすいです。
側面のボタン部分も切りかかれており、操作はしやすいです。
とりあえず、今後のアップデートで日本語対応してくれることを期待しつつ、カバーとして使ってみたいと思います。
Samsung Galaxy S8+ Keyboard Cover , Black | |